私は犯人ではありません
私は犯人ではありません
精神障害者ですが犯罪者ではありません
金目の物が無くなったら
決まって犯人扱いされます
私を犯人にすることで
うちの平穏は保たれています
普通の人は物を盗んだりしない
だから犯人は私となるのです
もし私が本当に犯人だったなら
再犯を繰り返していることになるので
今ごろ刑務所の中にいると思います
でも私はここにいて刑務所の中にはいません
身内に犯罪者がいるなんて世間体が悪過ぎる
犯人が身内にいたらと思うから通報もしない
でも確かにモノが無くなっているのだから
納得する為には犯人がいる必要があるのです
私は強迫性障害で素手でお金は触れません
もちろん他人の財布も触れません
だから私は犯人にはなり得ません
私に盗み癖があるのではと主治医に詰め寄ったことがありました
でも「今の芳美さんには無理です」と言われて退室しました
それでも主治医のことも信用していないので
私の疑いが晴れることはありませんでした
つい最近ですが執行猶予中にまた窃盗をしたとして有罪判決が出るというニュースがありました
そしてその摂食障害を患うマラソン選手が自分がコレプトマニアであることを公表しました
そのニュースを見て「ほらね、摂食障害の人はモノを盗み易いのよ!」と母が言いました
私は摂食障害でもあります
さらに鬱病で反論する気力さえありません
ますます私は犯人らしくなっていきます
過去に何度か反論したこともありました
でも父も母も兄も義姉も誰も
一度も謝ってくれたことはありません
「分かった」と言いますが分かっていないのだと思います
だからまたモノが無くなれば犯人となる人が必要になるのです
犯人は普通の人じゃない
普通の人は物を盗んだりしない
だからまた犯人は私となるのです
でも私は犯人ではありません
私は本当にこのままで良いのでしょうか?
これでうちの平穏が保たれるのなら
このまま私が犯人である方が良いのでしょうか?
きっとまたあらぬ疑いをかけられる日は来ます
いつも障害者であることを毛嫌いされているのに
都合の良い時だけ障害を認められているような気分です
でも白黒はっきりさせるより
私が犯人でいる方が良いのでしょうか?
最後にもう一度だけ言わせて下さい
「私は犯人ではありません!」

有り難し 11

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