始めまして、釈心誓と申します。
浄土真宗本願寺派の僧侶です。
若輩浅学の身でありますが、多くの方のお支えの中で日々精進しております。
仏教には、「私が知らないことを仏様から聞かせて頂く」という大切な側面があります。
聞かせて頂くのは、仏様の智慧であります。
今まで仏様のご縁が遠いと感じておられた方が、少しでも仏法に触れるご縁になれば幸いです。
「凡夫」とは煩悩に束縛されている愚か者という意味です。
私はどんな人でも受け入れるなんて到底出来ません。
当たり障りなく付き合うことに専念するだけです。
人間は、仏様に比べればあま...
分別は私の知恵です。
無分別は仏様の智慧です。
だから「仏様は分別しないんだ」ぐらいしか理解できません。
仏になったら分かるものです。
私もそろそろ分かると思います。
ご一緒に仏に...
浄土真宗のウリは『必ず仏になれる』ことです。
いのち尽きたその瞬間に仏になれるのです。
仏になるということは、お釈迦様が悟られたその境地を私が頂くということです。
それは到底あり得ないとて...
無価値人さんのような方は決して少なくないんだろうと思います。
平和ですし、豊かですし、別段求めくても何とかなる時代です。
しかし、だからこそ悲しみが生まれる時代だろうと思います。
仏道は他...
あなたの感性は素晴らしいものです。
他のいのちを慈しむ心をお持ちで、なかなかその境地に人間は到達できません。
ただただ凄いぁと感銘致します。
しかしそれは今の食生活で養えるものではりま...
阿弥陀如来の御利益で死ぬと極楽浄土へ往生します。
往生とは往って生まれる、つまり仏様として生まれるのです。
そしてその続きがあります。
仏になると、時間や場所を選ばず何処へでも行ける自在な...
やっていこうと思えばやっていけます。
日本でも恋愛結婚をするのはつい最近の話ですから。
本来、結婚というものは愛情ありきの話ではありません。
お寺の業界では見合いは普通です。
最近は...
よくあります。
一部のお坊さんの楽しみなんでしょう。
当宗派に限って言えば、浄土真宗は在家仏教なので修行をしませんし、戒律もありません。
俗人のまま袈裟を着ており、一般の方と何も変わら...
お釈迦様は輪廻ついて「無始」と説かれています。
輪廻には始まりが無いんだと。
それほどの過去からずっと続いていると。
だから、それ以上はお坊さんには分かりません。
分かるのは仏様です...
別れれば傷が癒える訳でないですから、全く的外れな言葉ですね。
例えば「借金しても自己破産をしたらいい」という人がいます。
確かにその通りかもしれません。
法的に返済する必要はなくなりま...
シャ家族さんと同じ想いです。
私は自分のお寺で『浄土真宗に「喪」はありません』とお話ししています。
「喪」が何か?「穢れ」とは何か?等を話し、浄土真宗は往生成仏の宗教であって死を避けて嫌う宗...
愚癡=無智=愚かさ です。
愚癡とは智慧がなく正しく判断できない様を言います。
『貪』と『瞋』を含む全ての煩悩の原因がこの『癡』だと言われます。
私たちには、知恵はありますが智慧があり...
お釈迦様は悟られた仏様です。
全ての事柄を見通して、私たちが輪廻していることを説かれました。
輪廻の法則は自業自得です。
つまり、良い事をしていれば良きところへ生まれ、悪いことをしていれば...
浄土真宗のお話をします。
仏教のゴールは「仏に成る」ことです。
おっしゃるように成仏すれば、苦しみはなくなります。
人として生きながら成仏する道を歩む宗派もあれば、死後に浄土で成仏する...
勝手にさせたらいいのでは?
私の家族では考えられません。
まず認めてあげることから始めましょう。
「交際は認めないけど家族は仲良くしよう」
それはただの親のエゴです。
交際男性...
単純に連絡があったときに不便では?
人間関係はいくらでも一新できます。
そんな小さなことにこだわる必要はないでしょう。
色んな人からひっきりなしに連絡がくるのであれば考えものですが、そんな...
フェリーチェさんのお祖母様の想いが詰まったものを失くされたのはさぞかし残念なことでした。
お母様の無念さは、私も同じ子を持つ親としてよくわかります。
でも、安心して下さい。
大丈夫です...
努力が自分にとっていい結果をもたらすかどうか、それら全てご縁です。
だからどうなるか分かりません。
努力すれば何事も叶うならば悩みはありません。
全ての事象は、多くの縁が重なり合って起こり...
お墓を建てた時には「建碑式」を行います。
お墓を建てて一番最初に手を合わせる儀式です。
今日からここで手を合わせお念仏申す信仰を始めますという決意の儀式と言えます
魂を入れたり、仏様を宿ら...
仏になる教えが仏教ですから、目的は成仏となります。
ですから、人間にうまれてきた目的を端的に言うならば「仏になる為に生まれてきた」ということになります。
ただし、それで私が納得するかどうかは...