自己紹介
曹洞宗副住職。タイ系上座部仏教短期出家(捨戒済み)。仮面系お坊さんYouTuber「仏教・お寺ch 大慈」。
【現代日本仏教最大の課題のひとつはコミュニケーション不足】をミッションに10年以上、インターネット上で情報発信をしています。
YouTubeでは仏教の教えや読経だけでなく、お寺の真相やお坊さんの生活が分かる動画を配信しています。(リンクは↓のURL)
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回答した質問
修行仲間は選ぶもの
宗派はどちらでしょうか?師弟関係の濃さは宗派によってかなり温度差があります。
曹洞宗であれば受業師、法幢師、本師の三師の下で段階的に修行をします。人によって三師とも同一人物に師事することも...
見切り発車にご注意
ん…う〜む…出家をかなり勘違いなさっているようにお見受けします。出家とは生涯山ごもりすることではありません。それはお坊さんではなく、仙人の修行です。仏教では、お釈迦さまがお悟りを開いた後には伝道...
苦を離れるために戒を実践しましょう
タイ仏教系の上座部仏教で修行をして強く感じましたが、日本では戒がひどく誤解されています。お釈迦さまは99の殺人を犯したアングリマーラという人を弟子に迎え、不殺生の生き方を教えました。なぜでしょう...
親も普通の人。社会全体から見れば絶対ではない
私は経営学部の卒です。入学して間もない頃、経営学部の教授、準教授がた全員に口を合わせて何度も何度も何度も、口を酸っぱくして言い聞かされた言葉があります。
「親の言うことだけは聞くな。」
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こちらの思い出のほうが好きです
10年くらい前のことですが、特ダネで六十歳以上の人へアンケートをしていました。「席を譲って欲しいか?」これに72%の人がNOと答えたそうです。「高齢者に席を譲れ」という常識は、本当に譲られた人へ...
あくまで個人的な見解です
田舎の禅僧です。
私は嫌いですが、理解は示さざるを得ません。
なぜ嫌いか?お墓とは人間社会と自然界の境界です。人はその人生を終えると大自然に還ります。その世界観をあのようなお墓から感じ取...
違うといえば違う。同じと言えば同じ
仏教の宗派はこのように例えられます。
「同じ山の頂上を目指す異なる道」
教えの最も深い部分では宗派に関わらず同じなのですが、そこに至るまでの方法や表現としては全く別物です。中には正反対のよう...
B'zが好きでした。
いや、今も好きなのですが、なんか、こう、身体が音楽鑑賞自体を必須としなくなっちゃった感じです。だから過去形。
でも今日、いや日付変わってるから昨日か。車の中でB'zのFriendsというシ...
お悔やみ申し上げます
私にもまだ死を理解できない年頃の息子と、寝返りもできない娘がいます。仕事柄、自分の死について思いを馳せることが少なくありませんが、いつも思います。今、私が死んだら、妻や子供たちはどうやって生きて...
とりあえず、セックスを求めないのは割と普通です。女性は肉体的接触そのものより、愛情の確認の一形態としてセックスをとらえる人が多いです。もちろん積極的に求める女性も大勢います。私の昔のバイト仲間も...
んー…坐禅で変わったわけではありませんが、関連したこととして。
摂心をご存知でしょうか?集中坐禅期間みたいなものです。その期間中、修行道場の老師と一対一の問答をする機会をいただきました。臨済宗...
その心の支えはいつか折れる
なるほどねぇ。「お金は自分の存在価値が目に見えるよう」。なるほど分からないでもないです。私はたぶん、hasunohaで1回答あたりの平均有り難し数はNo.1です。「ソシャゲやめたい」の回答がエラ...
なぜhasunohaで回答するか?自分のためだから
仏教の善悪はキリスト教的な正義・邪悪とは根本的に異なります。悟り(心の平穏)に近付くものが善、迷い(苦)を増幅させるものが悪です。
苦とはどこから生まれるか?それは3つの煩悩から生じます...
両極端で考えない
お金を卑しいものと考えがちなのは日本人の悪い癖です。あんなモンは士農工商の身分差別の根拠となった朱子学の成れの果てです。もう21世紀なのですから卒業しましょう。今や年貢は米俵じゃないのですから。...
大概のことはどーでもいー
私は極端に几帳面な世界と極端にルーズな世界をどちらも体験しました。
几帳面な世界は禅の修行道場。雑巾でトイレ掃除をします。雑巾の繊維が便器に付きます。ゴミが残ってるじゃねーかイイ加減なこと...
お葬式をするお寺さんにご相談なさるのが筋ですが…
お祖父様の長きにわたる闘病をお支えになり、心身ともにお疲れのこととお察し申し上げます。
お祖父様さまにその時が訪れたとして、喪主はあず様がお務めになるのでしょうか?お祖母様かあず様のご両親...
用途別に読みやすいものをまとめます
・日本における宗教観の基礎
『古事記(まんがで読破)』バラエティアートワークス
・お釈迦さま(コミック)
里中満智子『ブッダをめぐる人々』中公文庫、全2巻
・お釈迦さま(活字)
...
まつ子の知らないお賽銭箱の世界
んー…まず、観光寺でもない限り世間で思われているほどお賽銭箱の中は入っていません。ほとんどのお寺では『中身を全額持っていかれるよりも監視カメラをつける方が赤字』になります。最近の監視カメラは安い...
禅
仏教をバックボーンとした日本的な考え方だと思います。
五観の偈(ゴカンのゲ)という食前のお唱え言にご質問文の項目が集約されています。こちらをご覧ください。
http://www.hig...
三十にして立つ、四十にして惑わず
孔子の有名な言葉の一部です。私は十五歳で学問を志し、三十歳で基礎を確立し、四十歳で視野が広がり、あれこれ迷うことがなくなりましたよー…だそうです。ハイ、四十歳まではあーだこーだと迷えば良いんです...