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自殺って最高の救いではないか?

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全ての苦しみから逃れることが出来、生きるという動から離れることができる。

自殺に対して迷惑!とか好きに死んでもいいけど、他人に迷惑かけるクズは死ぬべき!とかいっちゃう世の中の大半の利己主義な人達からも離れることが出来ます。
自殺は迷惑というのは=自分が損したくない、もしくは自分が死ぬ時に社会の迷惑になってないと思ってるお花畑。老人になって大量の国家予算のかなりの占める医療費を国が払い沢山のワーカーの働きにより初めて死ぬことができる。

しかし自殺は家で首をつれば終わり。アマゾンですぐ買える。
死ぬ前に警察でも業者でも呼んでおけばいい、もちろん死体の横に迷惑料数十万とか置いて掃除代金や葬式代にして貰えばいい。首吊る場所も山の中とかにすればいい。
本来ならマグマに落ちるとかそういうのが完全に死ぬ方法としては最高だと思うけど、そもそもマグマには行けないし遠い。

家族も悲しむけど、それだけ、遺書も70年分くらい書いたりしておけばオッケー。
でも生きてて変な苦しい生き方をしてて親も苦しんでるなら自殺した方が良くないか?と思うのです。
どうせこれから生きててもいい事はないし、小さなくだらん事で幸せを、噛み締めて生きるよりは安楽死した方がマシだろう。
いや実際こわいと思う、死刑囚と同じ死に方だし、何千億年も経っても目覚めないってのが壮大に怖い。
でもおそらく大半の自殺者はそれよりも今が苦しかった、あんまり考えてない小学生とかでも自殺してておそらくその場の雰囲気が大事。

輪廻転生とかいうけど本気で信じてるなら死も怖くないはずだよな。
生まれてきて知的障がいとか植物状態とかに生まれたらそもそも生きてる私という認識すら持てない認知症もそう。俺たちは結局は脳で動く電気信号にしか過ぎないって。
ISISとかの動画とか見たことあります?頭打たれて顔がそもそも原型をとどめていない。そんな人達が意識を残してると思う? 首切られた人は叫んでいて、ある一定に達したら半目になって徐々に意識を失う。
彼らの輪廻は?意識は?沢山殺した人はどうなるの?
結局チリになるだけだろう、魂なんてものはなくてコンピュータシミュレーションのようなこの世界で苦しみいつか死ぬ

それが早いか遅いか。

何をしても苦しみはなくならない。
だから私は自殺は最高の救いではないか?と思う。そう思わないでしょうか?


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お坊さんからの回答 4件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

「俺にはこう思える」で救われないのだから、その「俺」を疑う。

さぞかし非道でKUSOな人間たちを見てきてこの世に嫌気がさしたのでしょう。わかりますよ。ホントに自己中で人の痛みも理解できない人間たちは存在しますから。そしてそういう人の影響を受けると負の伝播で自分もそうなってしまう。ISISとかはまさに餓鬼界畜生界。
そういう世界を助けるにはこちらも、なんで彼らがそういうことをするようになったのか、その背景を知る必要もあるでしょう。
(# ゚Д゚)「アイツもクソだアイツもクズだ。どいつもこいつもみんなクズだ。」
そう言いたくなる心理ってのがある。
こちらが世間の調和を考えて誠実にちゃんとやってきても、こすからい奴が自分が浮かび上がるために悪魔に魂売って極悪非道な行為をする。人を蹴落とす。何の罪もない善良な生き方をしてコツコツためたお金を巻き上げたり、人生を台無しにしたり、一生消えない傷をつける。(# ゚Д゚)ふざけんな。くたばりやがれっ!と思うのだって自然な気持でしょう。あるヤクザ親分が業界に入った理由は「姉が女郎屋(当時)に売られたからだ」と。最初からそうなりたい人なんていない。正義より悪い奴がのさばる腐った世の中。みんなイイ子ちゃん主義で加害者よりも被害者が責められる世の中。完全に狂ってますわ。キレたもん勝ち。怒ったモン勝ち、ずるがしこいモン勝ち。
だったら、あなたはその力でそういう勢力の影響を受けちゃいかん。
知らずに影響されて同じレベルにさせられているとこが無いとは言えないはず。誰だってそうだ。自分の脳内清水は染めさせちゃいかん。
あなたもいつからか「そう」なっちまっただけでしょ。誰も分かっちゃくれない。どいつもこいつもうそくせぇ。どうせ仏教もインチキだ。そういう姿勢になるのはわかります。
でも最高の救いが自殺だったら自紙遺族の会とかがこの世に存在しない。最高の救いとは自分が自分のやっていることに目が向くことだと思う。人間には最後の最後の砦みたいなプライドがある。そいつがスゲーでしゃばるのよ。大暴れ。人にかみつき、ふざけんなっていうくってかかるエネルギーになる。そういうもがく心理を修羅界っていう。同じボサツ仏界を目指している心理でもある。だからプライドも自分を救えない考えも捨てて、本当に救いがあるってんならやってやろうじゃねぇか!っていう志を起こした人間ってのはみんなスゲー坊さんになった。釈尊とか道元ってあなたと同じ仲間。

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あなたの本当の最高の救いとは

何をしても苦しみはなくならないから自殺が最高の救いと考えてしまう…そんなご縁も悲しいことにあるのでしょうね。現にあなたが今そう感じていらっしゃる様に。

しかし、たとえ苦しみがなくならなくともその苦しみを引き受けながらでも生きていきたいと思えて、現に生きていけるならそれもまた最高の救いではないでしょうか。

さて、あなたの苦しみは死以外ではどうしても解決し得ないでしょうか。具体的に考えて対処していきましょう。

これまでのご質問を概観すると

・生まれの境遇を引き受けられないこと
・親御さんの努力や苦しみが報われていないと感じること
・人生の選択を間違えてきたと思っていること
・友人と疎遠になり彼女さんに振られたこと
・したくもない仕事をしていること
・家の借金と奨学金の借金があること
・何をしても全部決まっていて変わりようがないと思い未来に希望が持てないこと

などがあなたの苦しみでしょうか。

そんな中で初期仏教の教えに興味を持ったのですよね?その教えとどう向き合っていますか?あなたの苦しみを解決する(引き受ける)ためではなく、あなたの苦しみの論理を肯定するためにだけ利用してはいないでしょうか?

あなたが出会った教えは本当にそういう教えでしょうか。そしてあなたが今生きているいのちは本当にあなたが思う様なものでしかないいのちでしょうか。

以前の質問であなたがおっしゃったように、本当に苦しい時は仏道修行どころじゃないかもしれません。でもその仏道修行どころじゃないほどの苦しみを見つめるものこそ仏の教えです。

苦には原因があり、苦を解決する道があり、苦を滅した境地がある。

まずは原因を見つめ、実際にその苦を解決する道を歩んでみましょう。苦を滅する・解決するというのは苦しみを活かしていく道がみつかることです。苦しみと共に歩めるようになることです。

なぜならあらゆることは苦(思い通りにならないこと)なのですから。

捉え方では何も変わらないともおっしゃりますが、捉え方を変えながら実際に行動もしていくのであればその先は変化し得るものでしょう。

あなたはどうせウ〇コになるからと何も食べないわけではないでしょう?例えウ〇コになるとしても食べたものに美味しいと感じて喜ぶことも不味いと感じて怒ることもあるでしょう。
その喜びや怒りは両方意味があるものではないでしょうか?

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おきもち

はじめまして。北海道の片田舎の農村のお寺で住職をしております。 人生...
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拝読させて頂きました。
あなたがおっしゃることも一つのご意見かと思います。もしかしたらそのような生き方や死に方もありますし、現実にはありますからね。
最高かどうかはわからないです。

とはいえ私達は様々な環境や生き物の連鎖の中でつながり生命を受けました。それは気の遠くなるようなはるかはるか昔からでしょうね。それは綿々と続いていく生命の連鎖です。
あなたにとってはその生命の連鎖や営みや様々な自然の成り立ちはいかがでしょうか?

あまたの過酷な環境や絶望感の中でも生き物は生きながらえて参りました。

そのようなはるかからの経緯を踏まえて私達は今生きています。

そして私達の目の前には正しい教えや真理が提示されています。それを知り体得できる状況にあると思います。

その真理を知り体得して生きて死を受け入れていくことはいかがでしょうか?

死を急ぐ前にじっくりとお考えなさってみてはいかがでしょうか?

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Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
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無上瑜伽タントラの修習を視野に

ニーチェ様

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

輪廻の証明のことにつきましては、最近の問答でお答えさせて頂きました下記の拙回答をご参照下さいましたらと存じます。

問い「輪廻の主体」
https://hasunoha.jp/questions/29583

死後も存続していく(微細なる)心・意識の相続のあり方について学ばれたいとなりましたら、下記の両著をまずお読み頂けましたらと存じます。

「ゲルク派版 チベット死者の書」(ヤンチェン・ガロ大師著・平岡宏一先生訳注)学研文庫

「チベットの生と死の書」(ソギャル・リンポチェ大師著)講談社

そして、その存続している心・意識について、更に学ばれたいとなれば、無上瑜伽タントラの修習に入ることも視野に入れられるのも。その参考としては、

「秘密集会タントラ概論」(ヤンチェン・ガロ大師著・平岡宏一先生訳注)法蔵館

をお読みになられてみて下さい。

川口英俊 合掌

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おきもち

Eishun Kawaguchi
最新の仏教論考はこちらでご覧頂くことができますが、公開、非公開は随時に判断...
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