hasunohaを訪れてくれた皆さん、こんにちは。私は浄土真宗本願寺派の僧侶ですが、普段は公立高校で英語を教えています。そのため、平日は学校の授業と校務(教務主任)に、週末は部活動(郷土芸能委員会(https://www.facebook.com/108674820847274/videos/342485800443982)の顧問)と法務に追われる日々を過ごしています。
浄土真宗における僧侶は、仏さまの教えに生き、その教えを伝える者であり、人を悩みから救う能力を有した者ではありません。人の悩みを救う救いの主は阿弥陀さまです。ですので、hasunohaにおける私の回答では、仏さまの教えに救われているこの私の生き方、考え方を、皆様にお見せするだけです。そして私自身、お答えできるご相談の範囲はそう広くはありませんが、皆様のお役に少しでも立てればと思い、回答させて頂いております。
浄土真宗の立場で回答したいと思います。
死の縁は無量です。そして仏様の慈悲も無量です。浄土真宗では信心を得た人は、死後、阿弥陀如来の願力(慈悲の力)で、極楽浄土に往生すると言われます。では、信...
自分の生い立ちを考えるとき、私の「いのち」の尊さは、誰から生まれたかによって決まるものではありません。また、人との出会いや別れにおいて、離婚することは人生の間違いなのでしょうか。人は様々な縁によ...
こんにちは。亀山純史と申します。私もあなたのお父さんと同じ55歳の僧侶です。私の周りにも、私くらい、否、私よりも若い年で亡くなられた方を何人も知っています。「この世は無常である」というには、残さ...
亀山純史と申します。
仏教では運命論を説きません。仏教では「様々な因縁(直接的な原因と、間接的な原因)によって物事は生じる」という因縁生起で物事をとらえます。もしも、この世が運命で動いていたと...
こんばんは。亀山純史と申します。
突然死で旦那さんを亡くされ、毎日お辛い日々を送っていること、心中お察し申し上げます。
「なんで主人は死んでしまったのだろう」「なんで私がこんな寂しい思い...
おはようございます。亀山純史と申します。
私も3年前の2月に、一人息子を突然死で亡くしました。あと2ヶ月ほどで二十歳を迎えるはずだったのですが、叶わぬ夢となってしまいました。その当時以前か...
はじめまして。亀山純史と申します。
親鸞聖人の『御消息』の中に、「浄土宗のひとは愚者になりて往生す」という言葉があります。この言葉は、親鸞聖人が師である法然聖人から聞いた言葉です。ここ...
こんにちは。亀山純史と申します。
パティシエで自分のお店を持っている人は、パティシエとして働くようになってから、どのような経緯をたどったのでしょうか。多分、今あなたが経験していることを、同じよ...
はじめまして。亀山純史と申します。実は、私の一人息子も、今年の2月に二十歳の誕生日を目前に、突然死で亡くなりました。その後、このハスノハでの回答も思うように筆が進まず、今回の回答が、息子の死後、...
亀山純史と申します。花華さんは、もっと強くなりたいとのことですが、もっと強くなるとはどういう状態でしょうか。最愛の人[ペット]が亡くなっても、死に対しての恐怖を感じないことでしょうか。あるいは適...
幼すぎるお子様がお亡くなりになり、心中よりお悔み申し上げます。愛情が深ければ深いほど、その故人の死は受け入れがたいものとなるものです。そのような中で、ご質問に対しての私なりの回答を書かせていただ...
はじめまして。亀山純史と申します。
私たちの人生は、常に後悔が付いて回ります。後悔のない人生なんてありません。「あのとき、あーしておけばよかった。」「なんでなんなことをしてしまったんだ。」みん...
亀山純史と申します。
どのような欲も、それが自己満足で終わるものであるならば、煩悩でしょう。仏教は「自利即利他」の教えです。知識を習得しても、それを自分の中での満足感で終えてしまう、または他人...
「hasunohaは、あなた自身や家族、友人がより良い人生を歩んでいくための生きる知恵(アドバイス)をQ&Aの形でお坊さんよりいただくサービスです。」(「hasunohaとは」より)
ha...
はじめまして。亀山純史と申します。仏教における「ありのまま」という認識について、お話をさせていただきます。
「ありのままの自分」とはどういう認識でしょうか。たとえば、「私は身長が170cm...
はじめまして。亀山純史と申します。
生きることに対して、非常に悩まれているくうのりさんに対して、私の回答がどの程度お役に立てるかわかりませんが、私なりの回答をさせてください。
自殺未遂を...
亀山純史と申します。
生きる動機がないといっても、あなたは現に呼吸をして生きています。しかし、あなたの意思とは無関係に、あなたの心臓は鼓動し、肺は呼吸をしているのですから、それは「生きている」...
数年前のクローズアップ現代(NHK)で、「ある少女の選択 ~18歳“いのち”のメール~」というドキュメンタリー番組がありました。心臓の移植手術を受け、余命10年と宣告されながら、最先端の医療技術...
こんばんは。亀山純史と申します。
命を持ったものは、いずれは死すべきものなのです。そのとき、私にとって愛する人の死は、私に“どう生きていくべきなのか”を問いかけ、そして私は、いずれは愛する...
はじめまして。亀山純史と申します。
もし仮に、ご相談の文章の中に、「どうか、過去に失敗をしたことのないお坊さんからの回答を求めます。」と言った一文があったならば、私を含め、どの回答僧も答え...