回答した質問
もし、そのまま捨てるのが偲びないならば。
もしただ捨ててしまうことに心が揺らぐようでありましたら、
先ずはお守りを下さったお寺さんにどのようにしたらよいかを
訪ねてみてはいかがでしょうか。お電話であれば、御対応
下さるかと思います...
まずは役所・菩提寺・改葬先となる霊園・お寺様とご相談を。
改葬につきましてはまずは最寄の役所の生活衛生課
というところにお出で頂くか、お問い合わせをして頂き、
詳しくお話をお聞き頂くことが宜しいかと存じます。
地域によって幾分か差があります。
...
わたしたちには、自分でどうする事もできない、
思いの外からやってくる出来事があります。
おしゃかさまはそれを生老病死の「四苦」などとして
説きました。一方で、同様にわたしたちには
思いが...
質問:「罰(バチ)があたる」とはどういう概念なのでしょうか?
こころの成長
恐れというのは誰にもあるものです。
それがなかったら、人間は成長をしません。
ですからあなたの「心は弱い」のではなく、
心がいま懸命に成長をしている真っ最中なのです。
わたしたち...
わたしにとって読経は、おしゃかさまと結ばれる尊い時間であります。
葬列に御参列頂いている皆様がどう思われようが関係ありません。
おしゃかさまとわずかでもむすばれたこころを供える。
ほとけの...
懸命に祈る。それがいま出来ることではでしょうか。
とても難しい問題です。ただ、言葉は時として
こちら側の思いとは別な思いで相手に届くことがあります。
おなじ「辛いね」という言葉でも、相手が同意として受け取る
時もあれば、「上から目線」と受...
それはわからない
仏教は、インドの輪廻思想をもととして、
それに「とらわれない」ための教えを説いたものです。
その思想にとらわれ、本来見るべき「今」を
おろそかにしてはいけないと説くのです。
今は...
祈りを楽しむ。
むかしのおぼうさんに「南天棒」というひとがいます。
小生、掛軸が好きですが、この南天棒さんの軸のひとつに
「積み積みし ゆきのだるまも 日かぞえて
いずく行くらむ あとかたもなく」
...
一寸先のひかり
おつらいこととお見舞い申し上げます。
すこしきつい言い方をします。申し訳ありません。
あなたが消えたとしても、あなたをいじめたものたちが
反省することはありませんし、あなたのおかあ...
小生は、宗派的なものもあるのかとは思いますが、
経典のことばをそのままおつたえするときと、
主意をかみ砕いて伝えるときと、よくよく自身で吟味して
おはなししています。
子どもに「人は...
「御先祖様」は遺されたものの「安らぎ」を一番に思っている
大変難しく、またご不安な日々を送られていることと、
心よりお見舞いを申し上げます。
小生は、ものごとに正しいも間違いもないと思っています。
すべてはそうなった原因があり、いまその結果と...
「功徳聚」のすがたとして
御香には「身心を清める」という意があると伺いました。
法句経という経典には、
「花の香りは風にさからって進んではいかない。
栴檀もタガラの花もジャスミンもみなそうである。
し...
質問:なぜお墓に線香をたてるのか、遺骨は墓にあるのに仏壇があるのか
小生は、修行に入るとき、先輩から
「お前はこれからは虫けら以下だ。たとえこの道場を出たとしても、そのこころだけは忘れるな」
と言われたことを今も鮮明に覚えています。
虫けら以下でも、有難い...
自分のなかの感謝のこころをそだてる。
おつらいこととお見舞い申し上げます。
仏教において、求めても得られないという苦しみは、
お釈迦さまの時代から存在しています。
求不得苦(ぐふとくく)といいます。
わたしの苦しみを誰かにわ...
自分を信じる。そうすれば、次に繋がる。
人を信じることができないのは、自分を信じていないからと心得ます。
きっといままで、「自分には無理だ。できない」或は「まだ本気を出してない」
として、やり過ごしてしまい、それが引け目になっ...
仏教は「いきものは皆平等に不幸である」を説く教え
先般、京都花園大学教授、佐々木閑(しずか)先生の講義の話を聞きました。
先生はインド仏教史が専門です。NHKの番組にもお出でに成られております。
題は先生がその講義の根本として、話された...
欲自身は悪いものではないのです
補)
出家も在家も日常を過ごす上では「同じ」と存じます。
社会やひとのために懸命につくして生活を送るのが在家であり、
いつも自分と向き合い、ほとけと向き合う生活を送るのが出家である
例え...
そのひとにとっての「ありがたさ」
小生は、しょうねがまがっているのでしょう。
素直に、「ああ、このひとにとっては、ありがたいんだな」
と感じました(^-^;)♪
ありがたい思いを、どうしていいのかわからない、
でも有...
ストレートにいえば、満ちている
「空」は、竜樹尊者に深く説かれて以来、それを表そうとして、
さまざまな言葉や動作が生まれたものだと思います。
好雪片々、別所に落ちず
雪のひとつひとつ、おちるべきところにおちている。
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