自己紹介
がんよじょうし。浄土宗教師。「○誉」は浄土宗の戒名に特有の「誉号」です。四十代男。
仏教は、悩み苦しみを制御したり消したりするための教えです。まだまだ未熟者の凡夫ですがよろしくお願いします。
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回答した質問

プライベート重視社会
家族葬が流行っています。
また、「香典は辞退」という葬儀が増えています。
香典とかご祝儀とか入院のお見舞等は、ライフイベントにおいてご近所や友人知人同士が助け合う相互扶助的な役割があります。...

年齢は待ってくれない
年齢は待ってくれません。
失礼ながら、人間の若く美しいな時期というのはそれほど長くはありません。
いつかウエディングドレスを着たいのであれば、不倫に費やす時間とお金は無駄だと思いましょう。
...

冷静な苦情は大歓迎
苦情は言ってもらった方がお寺のサービス向上につながりますので、お寺に言ってもらって良いと思います。
ただし、怒り・憎しみは持たず慈悲の心で冷静な苦情が望ましいです。
あくまでお寺のためにお叱...

お墓こだわらず、悪人が善人になれるように
お墓参りには必ずしもこだわらる必要はありませんが、お墓参りをするとスッキリするという人もいます。
あなたや身内をいじめた父方祖母のことを恨むのは自然な感情ですよね。
ただ、仏教では、そのよう...

いると「みなす」、教えに共感
例えば、脳死が人の死なのかどうかは議論が分かれるところでしょう。
しかし、臓器移植する場合には、脳死を人の死とみなすのです。
「みなす」ことで、実際の私達の行動が変わります。
それと同じで...

突然脳内回路がつながる場合も
私もけっこうミスが多い人間ですが、私の個人的な経験で言うと、仕事に関しては続けていると、急に脳内回路がつながった(その作業のプログラムができあがった)かのようにミスが減り始めるタイミングがありま...

念仏すれば往生極楽
誰にでも怠けの煩悩(手を抜きたい、気を抜きたい、眠たい等)がありますので、個人差はあれど、生きることを面倒だと感じるのは自然なことだと思います。
阿弥陀仏は、煩悩だらけの私達を必ず極楽浄土に迎...

自分と共通点がある人に嫉妬しやすい
私達には自分の価値を気にする煩悩(プライドの煩悩)があるので、自分と他人を比べて嫉妬してしまうことはよくあることですね。
あなたの嫉妬心も、理解できます。
そんな中でも、私達は、自分と共通点...

心は必ず変化する
諸行無常。心も無常であり、瞬間ごとに浮かんでは消えて変化してゆきます。
瞬間ごとに新しい心、新しい自分に新陳代謝しています。
なので、今のままの気持ちが続くわけではない、きっとこの心も変化す...

苦(刺激)を待つ
そのような状況ですから、お母さんの面倒を見たくない気持ちは当然のことです。
面倒を見たくないなら見なくて良い、お母様の自業自得だと思いましょう。
その上で、法律(家族の扶養義務)やら世間体や...

時期や形式にこだわらず
仏壇やお墓を気にかけていただき有り難うございます。
ご先祖様がお盆に戻って来られるというの は日本の文化的な催しであり、仏教教義そのものとは若干異なります。
お盆や施餓鬼で重要なのは、僧侶・...

何の功徳を何のために
個人的には、何(どんな善行為)を行った功徳を、何のため(誰のため)に回向するのかを施主様にもわかりやすく宣言するのが理想的だと思います。
お墓・卒塔婆や仏像を建立するのも善行為ですから功徳があ...

トラフグの肝は旨くても毒
トラフグの肝はとても美味しいらしいですが、毒なので販売禁止です。
その彼も、あなたにとっては美味しい(喜びや楽しみを与えてくれる)けれど、毒(結局は不幸になる)なのでしょう。
肝の味を知って...

卑下は消せないが、卑下の時間は減らせる
私達には、欲・怒り・怠け・プライド等の煩悩があり、悩み苦しみの原因になっています。
自分を卑下するのもプライドの煩悩の一種です。
本当に煩悩を克服した(悟った)聖者ならば、卑下も自慢もなく、...

小さな虫やカエルと同じ
普段から、車のフロントガラスが小さな虫にぶつかったり、タイヤが道端のカエルを踏んでしまっている可能性があります。
それと同じだと思いましょう。
あなあは故意にひいているわけではないので、罪悪...

過去を引きずらない
すでに支払ってしまったお金は、過去の出来事です。
過去への執着、過去に関する妄想雑念や思考の堂々巡りは、嫌な気分になる場合があります。
なので、お金への執着というよりも、過去への執着を手放す...

例えば不倫を平気でする人
例えば不倫を平気でする人は、自分が楽しければそれで良い、自分の家族や不倫相手の家族が嫌な気持ちになっても平気なのかもしれません。
あなたがテイカー気質を改善したいのであれば、あなたは、自分自身...

政治は損得(利害)の調整役
誰にでも欲・怒り・怠け・プライド等の煩悩があり、一人ひとりの利害やこだわりに違いがあります。
排外的な主張をする人々には、それによって満たされる欲・怒り・怠け・プライドや利益があるのでしょう。...

どちらでも良い
迷っているときはどちらでも良いときだと私は思います。
死者を弔い慰めることについて、日本では古来より、敵や罪人、恐ろしい相手に対しても手厚く葬ることは多々ありました。
むしろ、怖い相手だから...

○○家先祖代々
お寺や地域によって異なるかもしれませんが、うちのお寺では「○○家先祖代々」という卒塔婆1本だけの施餓鬼を依頼される方は多いです。
いずれにせよ、直接お寺さんに尋ねて良いと思いますよ。
施餓鬼...


