自己紹介
初期仏教というか仏教本来の教えを学びつつ、その在家信者のあり方から見た日本仏教、浄土真宗ということで活動しております。
先祖供養とか功徳回向とか、みんなお釈迦様が最初からおっしゃっていたって、ご存知でしたか。私たちも謙虚に堂々と日本仏教しましょう。
著書いろいろあります。『功徳はなぜ回向できるの?』、『お布施ってなに?』、『悟りの四つのステージ』などなど。
Amazonなどで検索してみてください。
2019年度より広島大学客員教授
Web
回答した質問
どなたにお布施しても良いです
先祖供養とは、葬儀でも法事でも、僧侶やお寺などにお布施などのお世話・供養をして、その功徳を故人に回向する(向ける)ことだと、以前に博士論文を書いて、その後、本にしました。
布施を受けて...
個人的感情的過去と歴史的事実
歴史的事実を記録し考察することは、仏教では推奨しています。「歴史がない」と言われるほど何も記録していないインド文化の中で、仏教だけが「事象とその背景」つまり歴史的事実を正確に記録していました。...
「この人生劇場で演じます」と軽い気持ちで
ああ、実にノーマルな考え方ですね。
しかし、別れるとかのマイナス思考は抑えて抑えて。
お二人とも、この一生涯の安楽とか快楽とかだけでものを見ているような気がします。
どうせ...
一つの具体的な良い点をクローズアップしてみる
一つの方法として:
お母様のどれか一つの良い点を心にありありと思い出して、そこに集中して感謝の念をつくる。
自分の心で気持ちが定まったら、言葉や行為にもジワリと出るのでお母様にも伝わ...
仏壇と先祖壇の微妙な違い
仏さまの写真か絵か像を、ご先祖のお写真の中心に安置したらもっと引き締まると思います。
仏壇屋さんの定型のものでなくて構いません。ご自分のお気に入りの表情やお姿の仏様の、一般的に売られている...
歴史的に見れば
歴史的には面白い事例があります。江戸時代よりちょっと前のキリシタンたちの報告です。
曹洞宗の人々は死後のことなんか考えずに今生きているうちに悟りを開いて輪廻から解脱するのだと頑張ってい...
供養とは相手を敬いお世話すること
先祖供養とは本来、先祖に功徳を廻向するために誰か立派な人をお布施などして供養することです。施主は誰でもいいので、実家がやってなさそうとか自分もやりたいときは、こちらで寺とか誰かに布施(供養)し...
死に方は来世におよそ関係ありません
「成仏」は悟りを開くことで、生きてる間に修行しないで死んだら「仏になる」ってのは無理です。世間で「成仏」というのは「良い生命に生まれ変わる」の意味だと思います。
死んでも心の流れは止まら...
仏教では輪廻を当然と見ていますので
仏教では輪廻を当然と見ていますので、
現在の自分に違和感があったり、自分とは違う世界に親近感があったりすると、「前世はそうだったかもね」と解釈して、気軽に受け流します。
何かの分野...
真理と文化の二段構え
仏教では真理と文化を二段階に分けて、どちらも大切にしています。
真諦と世俗諦と言います。
真理は戒を守って修行して悟りを開くことで、ここには混じりっ気一つありません。求める人が真剣...
全てを捨てていかなければならない
お釈迦さまは死ぬ時の心構えとして「すべてを捨てていかなければならないのだ」と覚悟を決めるようにとおっしゃっています。
死ぬときは財産・持ち物を全部捨てなければなりません。
大切な家族さ...
選び取る教え。分かる教え。
大法寺様と同じ意見です。
普通は、皆さん、宗派は家のものと思っていて、嫁や婿に入れば実家ではなく婚家の宗派に従います。宗派の教えや個人の信仰にあまりこだわりがないのです。
ご両親...
自殺でも他殺でも事故死でも病死でも老衰でも
死後の行き先を決めるものは、生きているときの心です。
死に方は関係ありません。
全てを諦めて心穏やかに死ぬならば、心は悪くありませんので自殺でも問題ありません。
誰かを恨んだり憎んだり自分...
このままの心で死ねば餓鬼道に堕ちるので償えません。
死ぬまでや死ぬ時の心の状態で死後の転生先が決まります。
欲が満たされない悔しさや怒りが強すぎると、死後は必ず餓鬼道に堕ちます。
餓鬼道やそれより下の世界で罪を償うことはできません。その...
業は複雑です。
業は複雑です。
まず、心が業を作り、心が業を感受するのだと理解しましょう。
体を通しても、心が体を使って業を作り、心が体から業を感受しているのです。
その心とは、一瞬ごとに変化生滅を繰り返...
質問:人の秘密を暴く職業の方は、どのような業をせおうのですか?
葬儀には世間の付き合いの意味も
葬儀には、故人との関係だけでなく親族や近所との付き合いの面もあります。
そういう世間体でドライに考えてみてはいかがでしょうか。
世間一般の付き合いが葬儀にもあるということで考えると、
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