2022/12/16AIの台頭、自我の喪失
今 悩んでいるのは最先端技術、AI (人工知能) や VR (仮想現実) の事です。そしてそれを取り巻く社会全体のことです。
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今 SNS などで話題になっている一つ、"AIアート"によって、芸術界隈は炎上しています。AIは今や、技術的にプロ級の絵を誰でも精製できるまでに進化しているので、人間の商業アーティストは需要が激減すると心配されています。絵を描く、という文化も衰退するでしょう。
私は趣味人ですが、幼少から今まで、絵に人生を捧げてきました。障害がある自分に与えられた数少ない得意分野だったので、絵を一つの主軸に人生に価値を紡いできました。
しかし今、その軸が折れたような気持ちになっています。誰でも簡単に絵を精製できるのなら、もう人間の手仕事は必要ない未来を予感しているからです。持って生まれた才能も、何の有利にもならなくなる。
私は絵を描くこと自体が楽しくて好きですが、やっぱり描いた以上ひとに認められたいし同じものが好きな人同士栄えあいたいです。でもAIが芸術活動を自動化、大量生産化できるのなら、創作活動の価値や尊厳が大幅に削がれると予感しています。
私の今までの人生なんだったんだと、無気力になるし、未来が恐ろしいです。
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今は色んな分野で歴史の転換点なんだと、デジタルテクノロジーの時代なんだと分かっているけど、希望を持って受け入れられません。新しいものが出る度に、自分の習慣や生きる軸が崩されるのではないかと強く不安になるし、人間の人格や文化がどんどんAIに移行していったら人間とは何なのか、アイデンティティを見失う気がするのです。
もともと流行りものなどを楽しめず、むしろ不安しか感じないタイプなので、これからどんどん新しい世界になっていく度に不安に苦しまなければならないのかと戦慄しています。
自分が時代に合わないなら、これ以上世界が変わる前に死んだ方がいいのかとさえ思います。もともと希死念慮が強いほうで、それでも自分に出来る楽しみを続けてきたのに、新しい変化にすぐ覆されて、動揺させられて、でも適応していかないと認められない。でも食らいついていく気概も前向きさにも欠けている。
自分の遺伝子の生き残り力の限界なのでしょうか。
有り難し 8
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