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hasunoha 問答検索結果 : 「 お経 」
検索結果: 3053件

和食の傲慢さに苛立っています(書き直しました)。

私は京都の仁和寺に写本が所蔵されている黄帝内経(中医学の祖)にも記させている、陰陽五行説を大切にしています。 陰陽五行説は心身一如や医食同源の下、相生(生み出す)、相剋(抑制)関係により、調和を大切にします。 日本では科学の発達により味蕾に辛味が反応しないからと、味覚から辛味を削除し、うま味を足した陰陽五行説を謳う栄養学者が後を絶ちません。 日本は海に囲まれている為に、主に陸より海産物のうま味に頼っています。それの多くは鹹味(塩味)です。 鹹味は水や腎に分類し、増幅されると相剋関係によりで火に属する心を瀉します。 調和を保つ為には、苦味により心を補うか、相生関係の木に属する肝を育てる為に酸味を摂る必要があります。 焼き魚に柑橘類を搾るのがその例です。 しかし、家庭・外食を問わず、和食の全てがうま味調味料(科学調味料)に頼り切っています。 陰陽五行説を活用すれば様々な組み合わせでうま味が生み出せるのに、安易に頼るのは嘆かわしいです。 近年、精神疾患の増加、世知辛い社会を生んでいるのは上記により、過剰に鹹味のうま味調味料に頼り切る事により調和が乱れ、心を瀉しているのも一理あると考えています。 元来、和食は中国により伝わったのが、南蛮貿易や文明開化により西洋と交わり発展しました。 然るに陰陽五行説を歪曲すれば、調和は崩れます。“木の長きを求むる者は必ず根本を固くす”であるのに、和食は元来を無視するのならば、”自己中心”や”傍若無人”な食文化だと云われても仕方がありません。 また姿勢としても、『料理芝居(著:北大路魯山)』より、料理屋は下手でも風格が必要だとわかりますが、”実るほど頭を垂れる稲穂かな”であるのに、料理人は腕を組んでいる人ばかりです。心理学で謂うと、威厳や不機嫌、自己保身等、他人と距離を取りたい対応です。 その点で、“鯛も一人はうまからず”の通り、美味しさに雰囲気があり、雰囲気で美味しかった経験は誰しもあるはずです。 食は食べるのと、食べて頂くのも感謝だと私は考えます。 以上よりの元来の歪曲や雰囲気を大切にしない和食に感謝が足りないと感じ、苛立ちを覚えたのです。 然るに和食は家庭から廃れ、食育の促進や世界遺産に登録してまで守らないといけなくなった“砂上の楼閣”だと私は考えます。 ご見解を、何卒宜しくお願い申し上げます。

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祖母の御供養、お骨がなくても出来ること

初めてご相談させて頂きます。 昨年、母が亡くなり戸籍を調べてみたところ、父方の祖母が2004年7月に、見知らぬ土地の病院に入院したまま誰にも看取られず、亡くなっていた事がわかりました。 その当時、母と別居してから数年後に父は癌で亡くなっており、父の死後2年後に祖母も亡くなっていました。 当時気になっていたものの、祖母のお見舞いには一度行ったきり、、(病院とは入院費の件で揉めていた経緯もあり…)気が付いた時には病院が廃業、介護施設となっていて、その施設に訪ねても祖母のいた病院に関する情報は得ることが出来ませんでした。当時まだ幼児の子育てでバタバタしていた事を理由に、私は祖母の行方を調べる事を後回しにしてしまいました。 何かあれば、母の方へ何かしら連絡が来るのではないか…などど都合良く考えていたのです。 現在、親族は私と子供、独身の兄の4人ですが、兄は父と諍いがあり、供養の相談が出来そうもありません。  お骨は既に無縁仏として市が処理したそうで、今となっては何も出来ないとの市役所からの回答があり、祖母が建てたお墓ですがお墓に埋葬してあげる事も出来ません。 今月下旬には17回忌(おそらくですが…)もあるので、何とかして何かしら祖母の御供養をしてあげたいのですが、この様な状況でどの様な御供養が出来るのかわかりません。どうかご回答頂けます様、何卒よろしくお願い致します。

有り難し有り難し 9
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自殺対策

 自殺対策は仏教の最も得意とする分野ですが、現状の効果はNPOのそれと大差がないのがはがゆいです。  もし輪廻転生が否定されるなら、自殺対策は有害無益で、むしろ自殺を奨励すべきです。  釈尊も若い頃自殺しました。(般若心経の呪文、梵天勧請)  仏教の目的は、涅槃(解脱、心の死)ですから、輪廻転生が否定されれば死後が無いので心は死んでいます。  まさに涅槃状態です。死即涅槃と言えます。  輪廻転生が真実であっても、自殺は諸刃の剣です。  釈尊のように涅槃状態であれば、自殺は奨励されます。  「厭離穢土 欣求浄土」と言う佛教語もある位ですから。  我々も、釈尊に倣って寿命が尽きる前に自殺によって涅槃を得なければなりません。  寿命が尽きた瞬間では多分涅槃は無理だと思います。  私はその修行の厳しさに初めから諦めています。  「現世安穏 後生善処」ならばまだ希望が持てますので寿命が尽きるまで待ちます。  しかし通常の自殺は防止しなければなりません。  何故なら心が死んでいないからです。  六道輪廻で脅しをかけるのです。  それも真実の脅しですから遠慮はいりません。  この自殺対策は有効だと思います。  ちなみに自殺者と通常の死者との死後の風景は、丹波哲郎制作映画「大霊界2」で参考できます。劇場映画ですからフィクションや甘さはありますので、その点は考慮が必要です。  輪廻転生が普遍化している国の庶民の思考については、  NHK「世界ふれあい街歩き」の「チンプー」(ブータン)が参考になります。

有り難し有り難し 20
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2024/03/09

急に嫌いになった

今、母に対する自分の気持ちが分からず悩んでいます。昔から母のことが大好きで愛していました。今も愛していますし、感謝しています。しかし、最近関わるのが怖い、嫌い、離れたいと思ってしまいます。楽しいことがあると、母に伝えて共有したいなと思う気持ちもあるのですが、嫌だ、話したくない、と心にブレーキがかかります。この矛盾した気持ちにどうすればいいか分からず悩んでいます🥲 この気持ちになり始めたのにはきっかけがあります。それは母と義母、母と父の関係が悪化したことです。確かに義母、父の方が悪いのですが、母の言動も少し行きすぎているのではないかと思ってしまいました。そのことで母に対する不満が少しずつ溜まり、心の奥底で嫌いという感情が生まれてしまったのではないかと考えています。 この感情はずっと続くのしょうか。一度、潜在意識で嫌い、怖い、嫌だという感情が生まれてしまったら、もう前のように心にブレーキをかけることなく関わることができないのでしょうか。今は、この気持ちを受け流して、いつかなるようになると信じて今に集中して生きるよう努めています。 相手を拒絶してしまう気持ちはどのように対処していけばいいのでしょうか。アドバイスいただけると嬉しいです💦

有り難し有り難し 14
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