2022/01/18父が亡くなりました
昨日、父が亡くなりました。
年末に体調を崩して以来、部屋からあまり出てこなくなり徐々に食も細くなっていました。しかし頑な病院に行きたくないという父をやっと説得して病院へ行ってもらったらその日、帰ってきた直後にトイレで倒れました。突然死(虚血性心不全)でした。
40年前に腎臓がんで腎臓を1つ摘出の大手術をし、糖尿病もずっと治療してきました。にもかかわらず、82歳で往生した父は父の家系の親族の中では一番の長生きでした。
母は祖母(父の母親)を介護していた経験から長くはないだろうと察していたそうです。最後の方は、甲斐甲斐しくご飯を作り、父の浮腫んだ足をマッサージしたりしていました。
3日前、部屋でふらつき倒れ込んでいた父を母が発見し(この時は意識もありまた病院へ行かないと言っていたそうです)私が帰ってくる1時間もの間介抱していました。
トイレで倒れ込んだ時も私は階下におり、おそらく父の最期に呼びかけたのは母でした。
父は幸せ者だと思います。別れた妻に最期まで面倒をみてもらえたのですから。
私はと言えば、昨日はほとんど眠れませんでした。病院へ付き添ったのも私です。さっきまで普通に話しをしていた父が亡くなった事実が受け止めきれず昨日はずっと泣いていましたが、今はずっとは泣かずにいられるほど落ち着いております。
何を後悔しても故人は帰ってこないので後悔はしないようにと思いつつ、無理に病院に連れて行かなければよかったのではないかと少し後悔もしました。ですが、病院に付き添った数時間の間は久しぶりに父と長く話ができました。私の事を想ってくれてること、母にも感謝してること等話してくれました。今はこれが寿命だったのだと納得しています。
親が死んだら私も生きていけないと常々思っていたのですが、意外と冷静に生きているものです。
ただ、母のためにしっかりしなくてはと思いつつ、母は気丈で私のほうが泣いてばかりです。これからは母を支えていきたいと思います。
お坊さんにはこれまで家庭の事情を聞いていただいていたのでご報告をしなければと思い書かせていただきました。これまでのお言葉ありがとうございます。また人生に迷った時は相談させてください。
有り難し 31
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