高校選択の後悔について
高校受験の際、私は選ぶ高校のランクを一つ落としました。
選ばなかった高校は地元では進学校と呼ばれていて、受験した高校はそうではありません。
先生からは「一つ上のランクの高校でも受かる」とアドバイスを貰いましたが、
当時の私は何事にも自信がなく、
「不合格になりたくない」
その1点だけで高校を選択しました。入試の出来は良かったので、恐らくランクをあげても受かったと思います。
高校卒業後、専門学校入学卒業を経て、資格を取得し就職。
そこで主人と出会い、結婚退職をし、子宝にも恵まれました。
そんな中、主婦業に専念していたある日突然、当時の選択に対する後悔の念に苛まれるようになったのです。
専門学校から先の人生は何も後悔しておらず、上のランクの高校を選んだからと言って大学に行きたかった訳ではありません。
ただ「あの高校を卒業したんだ」という肩書きが欲しいだけなんだと思います。
就職して仕事をさせていただくうちに、「何も出来ない」と思っていた自分にも求められる場所があり、評価も得られる。
そこで自分にも自信が付いてきました。
今の自分なら迷わず高いレベルに挑戦し学歴を得ている可能性が高いのに、あの時の自信の無さから出した決断を顧みると悔しさが込み上げてくるのです。
高校選択してから10数年…こんな思いを抱いたことはないので、専業主婦をしていて考える時間が増えてしまったからそんな考えになるんだ、とも思っています。
なので、子供がもう少し大きくなったら資格を活かして再就職し、余計なことを考える思考を仕事や家庭に注ぎたいと考えています。
今がとても幸せなのに、たかが進学高校卒の肩書きなんかで悩むのも贅沢だと分かっているのですが、その思いに支配されているのも事実で辛いのが正直なところです。
こんなどうしようもない感情を乗り越えるために、お坊さんの考えをお伺いしたいです。ご指南お願い致します。
有り難し 13
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