大切な人たちを選ばなくてはならない
私は親とずっと一緒に仲良く生きてきた。
田舎から関東へ来て同居している。
大学生の頃は、わたしと親は
一生一緒に生きていこう
もちろんいい人がいればそれはそれで良いけどお互いほど愛せる人はそういないかもね
という話をしていた。
しかしわたしは、好きな人ができてしまった。
職場が遠いこともあり親とは別居の提案をして数ヶ月後、わたしは恋人ができた。
いずれは今の恋人と結婚を想像することもあった。
しかしそのわたしの恋人は
一生一緒にいたいなと思ってくれている親にとって、脅威でしかないのである。
わたしが結婚すれば一緒にはいられない。
①わたしはもちろん親と一緒にいる人生も素敵だと思っている
②だけど恋人と結婚する人生もいいと思っている
①にすれば毎日悲しそうな顔をする親を幸せにできるし安心させてあげられる。
なによりも宝物だ。失いたくない。
②にすれば、わたしは女としての幸せを得られる。大好きな恋人だ。
関係をなくせば、恋人とはもう会えないし、恋人が他の誰かと結婚する姿を想像するだけでも辛い
しかし親はずっと苦しみの中生きるにだろう
わたしも罪悪感で苦しくなっていくのだろう。
結婚願望は、もしかしたら人の目を気にしているだけかもしれない。
この世の誰とも関わらなければ
わたしは間違いなく①で
親に今までしてきた苦しみを
幸せに変えてあげたい
そうでなくても、わたしは今まで親にしてきた裏切りを罰として降り掛かりたい
死んでしまいたい
自分を消したい
自分の感情があるから、恋人なんて作ってしまったのだと思う
恋人のことも好きだ
だいすきだ
優しい声がだいすきだ
親のこともだいすきだ
何よりも運命共同体だ
選ぶなんてできない
この世の何よりも愛している
親は①と②で天秤にかけられることもつらいと言っていた
わたしがわたしである以上、選ばなくてはならないのだとわかっているのに
恋人との縁を切れずにいる
自分が大切にされていることに幸福を感じてしまったのだ
この世の大多数の人がパートナーと一緒にいるのと同じになれたのが
嬉しかった
わたしが消えたら
親は1人ぼっちになってしまう
それも心配だ
もうどう生きたらいいかわからずにいるのです。
どうかどうかお声を聞かせて下さい
有り難し 17
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