自分の今までの人生に後悔があります。
私は小学生の頃、両親から進学塾に入れられ、その甲斐あって私立のそこそこ名の知れた中学に入学する事が出来ました。しかし入学してから暫く経ち、ある種のスクールカーストが決まると、クラスメイト達からイジメを受けるようになりました。勉強して成績が良くなっても何も良い事がないのではないか。そんなアパシーめいた感情を抱いた私は進学塾を辞め、学校の授業も殆ど寝ながら過ごすようになりました。
高校進学はエスカレーター式の学校だった為さほど苦ではありませんでした。その頃になっても将来の事が何も見えず、ただ、学内でのイジメ(寝ていると鋏で髪を切られそうになる、等)に耐え続けるのに精一杯で、学校と家を往復するだけの日々が続いていきました。
やがて大学受験の時期となりましたが、それまで殆ど勉強をした事のない私には大学受験の方法が分かりません。三年になってようやく予備校に通うようになりましたが、それまでの積み重ねのない私には講師の言っている事が何なのか分からないのです。
結局受験は得意科目の国語に絞り、結果、巣鴨にある仏教系の中堅私大に入学する事となりました。当時、自分の精神衛生に悩む事が多かった為、学科は人間科学科を選択しました。偏差値は当時の時点で50前後。母校である私立高校の偏差値は60代半ば。
大学入学後についてですが、入学して初めて分かった事として、私は人間科学という学問にあまり熱心になれないという事です。(20歳の頃に診断された)統合失調症の症状と相まって、私は計2年間留年する事となりました。ただ病んでいく、障害のある自分を見つめるだけの6年間でした。
30を超えた今、振り返ると私の人生にはいくつもチャンスがあったように思えるのです。最初に入った進学塾に真面目に通い続ける事。折角入った私立中学の授業を寝ずに受ける事。そして何より、刹那的なその場しのぎに走らず、真面目に将来を見据え、自分の本当にやりたい事に本気を出す事。それらが、当時の私には圧倒的に欠如していたように思えるのです。それらの過去への後悔が、今、コンプレックスと共に頭をよぎります。
いっそのこと、出身校とは別の大学院に進学してしまおうかという事さえ頭をよぎってしまうのです。
このような暗澹たる気持ちを如何にして振り払うべきなのか。また、これから先の人生を如何に前向きに過ごすべきなのか。どうかご教授お願い致します。
有り難し 15
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