目の前の方の悩みや気持ちをしっかりと受け留め、心を開いてもらうように努めております。決して容易いことでは有りませんが、一期一会の気持ちで相談に、葬儀法事に励みたいと思います。
最初法学部部にで学び、4年間ほど公務員をしていました。(税務署勤務)その当時の学びと経験を終活相談に活かしたいと思います。 昭和63年5月に住職となってから、30年が過ぎてしまいました。仏教学・禅学もそこそこ真面目に学んだつもりですが、宗教学・宗教民俗学に力を入れて学びました。そういう分野については丁寧な回答が出来るかも。
日本の宗教文化は、仏教・儒教・道教・神道・民俗が時には重層的に混在してます。時には複合的に機能しています。地域性による違いもあります。先祖の居場所、魂の存在、仏教の教理だけでは説明できない場合も多いです。教義も大事ですが、今我々が生きている場所と其処にある生活文化を考えることも大事だと思います。
一人一人の気持ちに寄り添い、傾聴に徹して、心をほぐしてあげられるよう、努めたいと思います。
それと同時に、完璧に出来るとは限りませんが、其の人が歩むべき方向を一緒に考えてあげたり、次の一歩を踏み出せるよう背中をおしてあげられるよう、努めたいと思っております。
ひとみさん、こんにちは。吉田俊英と申します。
文系の学部に居て独学で保育士の資格を取り、就職。仕事が合わなくて退職したけれど、現在の会社で経理の仕事に従事している。「大学は出たけれど」と...
こんにちは、曹洞宗の吉田俊英と申します。
寺院を参詣する際、境内にしばしば「お稲荷さん」「龍神さん」などの神様や「◯◯権現」、という記述を拝見して、丁寧な参詣を重ねておられると感じました。...
「遊化」という言葉から私がイメージするのは、下記の観音経の一節です。
妙法蓮華経観世音菩薩普門品に「以種種形。遊諸国土。 度脱衆生。」という一節があります。この漢文は通常「種々の形を以っ...
広辞苑によれば、「喪」とは「人の死後、その親族が一定期間世を避けて家に篭もり、身を慎むこと」とあります。これは、民俗信仰から来た言葉です。古来から日本人は死を恐れ、死体を恐れてきました。それ...
妻子ある男性との駆け落ち。非難されることは有っても、褒められることはまず無いでしょう。それ相応の覚悟を持って、行動に出られたことと思います。その代償として、現在の苦しみがあるのだと思います。
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結論から言えば、御両親とはちょっと距離を置くことが必要ではないかと思います。子供は親があってこそ、この世に生を受け、育まれてきております。それ故、「父母の恩は山よりも高く、海よりも深し」とい...
せっかく人間として生まれたからには何かやりたい。誰しもが思う所です。そういう意欲を持たれることは、良いことだと思います。
あなたの今の心境を推測しますと、「何かやろう。でも、具体的...
白ウサギさん、こんにちは。曹洞宗の吉田俊英と申します。私の寺は霊場や札所では無いので、御朱印を頼まれるのは多くて年に5回ぐらいです。ですから、御朱印に詳しいわけではありません。でも、日本に七...
仏教用語の多くは一般の方々には難解です。しかしそれらの仏教語は仏弟子たちが釈尊の教えに照らされて修行に努め、人間の心理や行動を丁寧に観察し深く分析してきた所産です。人間の中にある悪い心を「煩...
曹洞宗の吉田俊英と申します。
ご質問のことについては、多くの方々が結婚に際して悩み苦しんでおられると思います。それ故、このhasunohaにも何度か類似した質問が出ております。私も2回...
いろいろな宗教が存在する中で、結婚する際には、新郎新婦のいずれかが、相手方の生活文化宗教に合せなければならないことに悩み苦しむ。この悩みは結構根が深いものだと思います。それ故、単純明快には回...
供養の仕方について様々な分類方法がありますが、最もポピュラーな分類に五供があります。五供とは、仏前にお供えする五種類の供物(香・華・燈明・飲食・閼伽)を言います。
仏教では、仏道を...
質問:なぜお墓に線香をたてるのか、遺骨は墓にあるのに仏壇があるのか
曹洞宗の吉田俊英と申します、若干回りくどい説明になりますが、」まずお地蔵様について説明させていただきます。
お地蔵さまは、正式には地蔵菩薩と言います。大地が全ての命を育む力を蔵するよう...
質問内容だけでは、不明な点があります。飽く迄も、推測による回答となることを御容赦ください。
まず、次の点について確認してみましょう。
1、あなたのお父様の御両親はどちらの墓地に埋葬されて...
人間誰しも、心の弱い部分が有り、常に不安を抱えながら生きております。
ショコラさんもその一人だと思います。人生の中で、そして職場の中でも、いろいろな不安や悩みを抱えておられるようですね。そ...
ブルーアイ様、こんにちは。曹洞宗の吉田俊英と申します。
「故人のために、あなたが出来る供養とは何か?」というご質問への私の回答は、タイトルにある「故人との善き思い出を大切にし、そのことを糧...
同じ曹洞宗寺院でも、それぞれの地域の習慣や個々の寺院の置かれた状況によって、住職の葬儀の進め方はかなり異なる場合があります。飽く迄も、私の経験している範囲での説明となります。聞き慣れない専門用語...
「悪を軽んずるな。たとえ小さな水漏れであっても やがて大きな濁流となる」
こうれは私の寺の先住様が生前最後に伝道掲示板に書かれた言葉です。
これくらいいいだろう、これくらいのこと構...
フククルさん、あけましておめでとうございます。
昨年お遍路さんで霊場を巡ることが出来たとのこと、まことにおめでとうございます。
霊場巡りをしたいと思っても、時間がとれない。健康面から...
質問の意味が若干不明の部分がありますが、「両親のお墓に入れるか?」という点に回答させていただきます。
まず、あなたの御両親が眠る墓地の「墓地管理規則」をご確認ください。私の寺の「墓地管理規...