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息子の供養と義理母

3回の流産、不妊治療、不育症治療4年でやっと授かった赤ちゃんに10万人に1人と言われる脳の病気が見つかりました。 どんどん頭が大きくなり、最後は子宮から出ない可能性が高い。 早めに出産をしても両方の脳を取らないといけないし、脳を取っても薬も効かない痙攣が続き、植物人間になると言われました。 すでに妊娠6ヶ月、どうしても信じられずセカンドオピニオンを2回受けましたが、全ての病院で同じ診断でした。 どうしても中期中絶と言うのが嫌だったので、中絶という気持ちより、出産と言う形で人工的に赤ちゃんを出産しました。 赤ちゃんは生きれないので亡くなりました。 先生には事前に「赤ちゃんを抱っこしたい」「家に連れて帰りたい」と念願し、3日間の子宮拡張処置、3日間の陣痛の末、赤ちゃんを傷つけることなく出産しました。 出産した息子は可愛くて可愛くて何回も大事な子だと、愛していると泣き叫び伝えました。 しかし、出産直前に義理母が私達夫婦に対して赤ちゃんの供養についての口出しをしてきました。 義理母があまりにも信仰心が強すぎるのですが、お寺や神社ではなく、よく分からない大阪の「見える人」の意見を信用しています。 そのよく見える人は「先祖供養の方法が間違っている」「先祖供養の前に赤ちゃんを3年間墓に入れてはいけない」「赤ちゃんの仏壇を用意してはいけない」と言ったそうで、供養は本家から世話になっている家の墓が有るお寺ではない、宗派が違う知り合いのお寺で行い、お骨も3年間預かってもらいなさい。と言いました。 (その「見える人」と言うのは義理母が通うマッサージの女性が霊能力が強いからと紹介した人らしいです) 生まれた赤ちゃんを見て、流石の義理母も涙をし、義理父の申し出により、実家の墓で私たち夫婦の墓が出来るまでお骨を預かって貰えることになりました。また、家族だけでお葬式もしました。 母は信用していますが、見える人とは何なのでしょうか? 仏さまは私に何をしたかったのでしょうか。 毎日生きる希望も無く、息子のお骨を抱き泣くしかありません。 望んでいるのに、愛おしいのに、どうしてこんなめに合わないといけないのでしょうか。 もし不幸を与えるなら私にだけでいいのに。出来るなら息子のそばに行きたいです。 また、義理母に対して一気に冷めました。義理母にはどう接したらよいでしょうか。

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仏様の道と異なる道(医療編)

「病気の仕組み」が解明されたとしたら、治るのか治らないのかも、はっきりと断言できるのかも知れません。しかし、時には現在の医学で証明出来ないような「奇跡の生還」というものが存在します。 科学的な根拠に基づいた治療では治せない大病を患った時、人は「民間療法」という選択をする場合があります。「藁をもすがる思い」でです。ほんの微かな望みを頼りに、科学的根拠のない「民間療法」に挑む時に、忘れてはならないことがあります。 「治った人がいる」≠「治る」ではなく、「治った人がいる」=「奇跡」「たまたま」ということです。 「STAP細胞」は、本当に存在したのかしなかったのか、それと同じ要領です。もしかしたら「奇跡的」に「STAP細胞」は完成していたのかも知れません。しかし、証明出来なかった。だからと言って「存在しない」とは言い切れない。何故なら、時に「奇跡」は起こるからです。私は、ある時本当に「STAP細胞」が出来たのではないかと思っています。ただ根拠と証明が出来なかっただけで。 治療でいう「民間療法」が「STAP細胞」。確かに、病気が治った患者様がいたのでしょう。しかし、科学的な根拠がなく、また、不確実な為に「保険適応外」となり、膨大な治療費を請求される… 私は、ある「民間療法」に不信感を抱いています。その「民間療法」は、普通の精神状態で見たら、明らかに「アウト」、なのにそれを信じ、命懸けで、命乞いをする、「藁をもすがる思い」の患者様が、いろんな地域から集まる病院があります。集まる患者様らは、皆「先生」をまるで「教祖様」のように信頼して心酔しています。 入院施設はなく、コンテナの中での共同生活。食事も出ません。その劣悪な環境に自分達が置かれていることにも気付かない、もう治す手立てのない弱った患者様たちが、先生の「気合い」を感じる治療、施術らしきものの為に、コンテナと病院を行ったり来たりの生活を送っているのです。結局、亡くなるケースが多いのですが、もし遺族がその先生に「何故、私の娘は亡くなったのですか?」と尋ねると「私を信じる力が足りなかったからです」と言われてしまいます。 「信仰の自由」は私たちの権利です。そして「奇跡」は不完全な社会でたまに起こります。しかし、「医師と患者様」は「教祖と信者」ではない!「仏教の救い」とは異なる危険な医療行為があることを、お坊さまはどう思われますか?

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適切なアドバイスの仕方について

適切なアドバイスは何か?と考えてみますと、相手にとって過不足なくアドバイスすることが重要なことではないかという結論に至りました。  まず、不足しているアドバイス。これは、不足していて誤解を与えるアドバイスです。相談される側が相談する人の話を聞いていない場合です。また、聞いても助言が思いつかない場合もです。これらの場合はアドバイスが検討違いになったり、受け流すだけになってしまいます。これらを考慮するのは助言を与える側の前提条件だと思います。    次が、過剰なアドバイスです。いきすぎると、おせっかいになります。これは2つのケースが考えられました。  1つ目は、相手から相談された場合。これは、相手がある悩みをもっていて、自分にその悩みを聞いてほしいか、解決する手段を求めていると解釈できます。その悩みに対して、相談される側が"正しい"アドバイスを思いついた時に、それを相手に最後まで伝えるかどうかです。つまり、相手の理解できる範囲を超えたその時点では理解できない"正しい"アドバイスをすることは本当のアドバイスと言えるのか?ということです。  2つ目は、相手が相談していないけれど、相手の問題点を発見し、"正しい"アドバイスを行う場合です。これについても相手にとって現状が最善であるけれども、周りからは自明でより良い選択肢を提供できる時に、その選択肢の存在を知らせることは良いのかにとても悩みました。これは1つ目のケースよりも相手の理解できる範囲を超えうるアドバイスになります。 以上より、適切なアドバイスとは、 (1)カウンセラーのように相手の意見を熱心に聞き、自分の意見を全く言わないようにする (2)それとも、相手の理解できる範囲のアドバイスにとどめておく (3) 相手が今理解できなくても、後に理解できるだろうから最後まで言う のどれが適切と思いますか?(全く別の意見でも構いません)。実例としてこのhasunohaで質問者の悩みに対する答える時に気を付けていることなどでも良いので、お坊さんはどのような心持で答えているのか知りたいです。  私は相談者は(1)→(2)→(3)の順に負担が重く、助言する側はこの順で言いやすくなると思います。私はついつい最後まで言ってしまう(3)(これが煩悩なのですか?)が多いので、(2)にしたいと思っているのですが。。。 お願いします。

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家族とは何ですか。

家族とは、何のために存在するのでしょうか。 私は現在、父と母と弟と4人で暮らしています。1年ほど前に、両親から離婚したいという話がありました。それまでも喧嘩することが多く、家庭内別居の状態が2年くらい続いています。 来年の私の大学卒業を待ち、今離婚することを思いとどまってくれているようですが、家族とは一緒に住んでいるただの同居人というような状態です。 それでも、私たちが一緒に過ごせる日々はこの先もう2度とないと感じ、残された時間を大切にしたいと思ってきました。 ですが、結局私にできたことは、家族それぞれに声をかけ、それぞれと他愛もない会話をすることくらいでした。 この1年を振り返ると、家族それぞれがそれぞれのこれからの人生を歩むための準備期間になっていたように思います。 そのなかでの家族との関わりについて、自分には何ができたのだろうと今も考えますが、答えがわかりません。 また、うちの家系では家族や親戚との間でも問題があり、親戚や祖父母とも縁を切っている状態になっています。(縁を切ると言い出したのはすべて祖父母からです。) そこで、質問です。 家族とは何のためにあるのでしょうか。 血が繋がっていても相手のことを気に入らなければ、縁を切ることはできてしまうのでしょうか。 そして、私たちが家族として過ごしてきた日々に意味はあったのでしょうか。 両親がここまで育ててくれたことに感謝していますが、家族それぞれがお互いに我慢するばかりの生活だったように思い、苦しくもあります。 長文ですみません。 ご回答、よろしくお願いします。

有り難し有り難し 42
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