『家業』という特殊な悩みについて
実家は福祉施設。父が経営者、母が事務で一緒に働いています。
私も大学で福祉を学び、やりがいのある仕事と感じています。卒業後は自分に自信なく、どうしてもすぐには手伝う気持ちになれず関東で福祉職に。社会人5年目です。
先日父から「そろそろ家業を手伝うのか、答えを聞かせてほしい」「いきなり経営者になれとは言わない。ただ、地元に帰ってくる気があるなら家業の手伝いをしたり、支援するから新たに起業して理想の施設を作ってみたらいい」と言われました。
客観的に見れば恵まれていると思います。父が作ってきた施設やサービスは誇りです。苦労して働いて育ててくれた感謝、年老いていく両親に孝行したい気持ちもあります。
しかし、そこに親のコントロールが入ってくるのでややこしいのです。
親に逆らうとは何事だ!という家庭文化で、私が素直に従わないと「勘当」まで言われます。
父と話す時は小さい頃から機嫌や顔色を伺いながらで…そのせいか今も真面目な話や腹を割って本音を話すことがどうしても怖く、見えない壁、圧力を感じるのです。
なので今回の家業の件も、自動的に頭の隅で『親に言われたから手伝わないといけない』と思っています。
ですが1人の人間として、どう自分を納得させるか葛藤しています。
家業についての心配は
・今は手伝うだけでも継ぐことになるのか?
・父は頑固な昭和オヤジ。家業を手伝っても私に対して強く出て『ああしろ、こうしろ』となり、それに心労する自分が想像できる…
・福祉の現場で働くことが好きで、経営や経理事務には興味なし
・家業には10年以上勤務している従業員もいる中で、娘の私が手伝い始めたらどう思われるか
・子供の頃から親が帰宅しても事業の課題を話しているのを見聞きしているので今後の家業が成り立つのか?
・将来の結婚相手に家業について理解してもらえるか?
など…杞憂といえばそれまでですが、今のわたしにはとても重要な心配です。
家業は介護、私は障害者福祉で、同じ業界なので家業に移ってもキャリアとして組み立てられなくはない。
でも『自分のたった一度の人生なのに親に言われたから手伝うでいいのか?』との葛藤もあり。実際、今の職場は給与も環境もよく、離れがたい。物理的にも精神的にも親と程よく距離があり、心地良い…
お坊様、どのようにして気持ちの整理をつけたらいいか、お知恵をかしてください。
有り難し 3
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