2022/04/17たまに誰かに頼りたくなるけど居場所がない
過去に何度か質問させていただいております、現在海外で芸術活動をして5年近くが経過しました。
大変お金のかかるこの世界でアルバイト掛け持ちで全部やってきました。学費までは回らず、借金でやりくりしましたが、成績優秀で学費免除や賞もいただきました。音楽仲間も海外にはいます。
親から生活資金の援助は一切もらっていません。退路がない中、大きな助成金もいただけるまでになり、お陰様で数年海外活動をすることができました。
たくさんの人に応援してもらいましたが、最近30歳になり、ふと周りの女性の友人たちは結婚したり、ほぼパートナーがいる状態です。
よく話を聞くと30歳近くでもまだ親が海外生活にお金を払ってくれている人などが多く、自分みたいな泥臭い生き方をしてきた人は、この高尚な芸術の世界に少ない現実も見えてきました。
彼女らのお金の不安などを聞くと、自分が否定されたような気持ちになることがまだあります。
彼女らは、助けてくれるパートナーや家族がいて、私は全てを自分で死に物狂いで勝ち取ってきたのに、いまだに一人です。
もともと誰かに依存するのは嫌で、そうすると自力で生きていく力が失われてしまうと思います。かといって一人で生きていけるとも思っていないので、困った時には人に話すようにはしています。
しかし結婚やパートナーのおかげでお金の心配もない、滞在の資格もある私の友人に対して、私は自分でやっていかないと、海外で築いたものも全て置いて帰国してなにもない日本にいなければならないかもしれない。
その不安と、なぜ私は頑張っているのに残れない、という気持ちがたまに湧いてきます。
そんな私もたまに誰かに頼りたい時がありますが、安心を手に入れた友人からは「ある意味自業自得」というような空気をたまに感じます。そして「すごいね、応援しているよ」の一言で終わってしまうのです。
ふと思ったのですがもしかしたら、私が自分の人生を歩んでいくことに勇気がなくて、そうした「私を傷つけない」人にやや、依存してしまっている気がしました。
私は彼女たちに執着してはならず、安心を自分で獲得しなければならない身として、いちど彼女たちと距離を置くべきでしょうか。
私は社会では非常に男性的な気がします。なぜ頑張っても誰も居場所をくれないのでしょうか。頑張っても貧乏人は永遠に貧乏、一人は永遠に一人なのでしょうか。
有り難し 17
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