貧乏ならば泥棒しても許されるのでしょうか?
カンヌ映画祭で日本映画「万引き家族」が高い評価をうけたとニュースでみました。
年金と万引きで生計をたてる家族の話らしいのですが、万引きを美化しているようでどうも好きにはなれません。
万引きは泥棒ですし、例え自分が貧しくても他人様のものに手を付けることはやっぱり悪いことだと思うのです。
こんなことを言うと、やさしさが足りないとか、たかが万引きくらいとか、貧乏な加害者の苦しみがわかっていない、とか言われそうですが、万引きされた側にとっては被害者ですし、まじめに働いてるのに泥棒されて、貧しいから社会が許すというのは間違っているように思うのです。悪いことを世の中のせいにして、そこからくる犯罪は仕方ないという捉え方もおかしいと思うのです。
仏教では貧困からくる窃盗をどのように解釈してるのでしょうか?やはり悪いこととはしながらも、どこかで仕方のないことと捉えているのでしょうか?
まあお釈迦様のことですから、例え自分自身の仏像が盗まれたとして、それで一人の盗人が救われたのならそれもよしとお空で笑っているような気もします。
有り難し 55
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