自己紹介
初期仏教というか仏教本来の教えを学びつつ、その在家信者のあり方から見た日本仏教、浄土真宗ということで活動しております。
先祖供養とか功徳回向とか、みんなお釈迦様が最初からおっしゃっていたって、ご存知でしたか。私たちも謙虚に堂々と日本仏教しましょう。
著書いろいろあります。『功徳はなぜ回向できるの?』、『お布施ってなに?』、『悟りの四つのステージ』などなど。
Amazonなどで検索してみてください。
2019年度より広島大学客員教授
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回答した質問
スマナサーラ長老の
『死後はどうなるの?』角川文庫が、分かりやすいです。
死は、知っていても嫌なものでしょうけど、知らないと、もっと不安になります。
仏教が見ている死生観というか死と死後の生に続く輪廻、そし...
法律にのっとって粛々と進めてよいのでは?
本物の出家(テーラワーダ)は在家の権利も義務も放棄したので法律に訴えることもしません。彼らにあるのは自分を縛り守る戒律だけです。
日本の僧侶を含む在家は、法律に縛られ、法律に守られます。怒り...
スマナサーラ長老のやり方で
やるのが安全です。独学で構いませんので、スマナサーラ長老の本やyoutubeを参考されるとよいでしょう。
眠りに落ちるまでの瞑想はヴィパッサナーより慈悲の瞑想が適していると、スマナサーラ長老...
『我とは何かーーパーリ聖典の範囲で』
という論文を昨年「パーリ学仏教文化学」34号に発表し、そろそろインターネットにも出ると思います。inbudsとかciniiで藤本晃で検索すれば出ると思います。
要点は、他宗教では「我がある」...
スマナサーラ長老の
『死後はどうなるの?』角川文庫に簡単明瞭に書いてあります。悟ったら、死後の再生はない。悟らなければ、善業、悪業に従って六道の何かに転生します。怖くても怖くなくても仕方ありません。
正直に断る
慈善行為をしなければ、とか、しない自分は悪いことをしているのか、などと「いつもこうすべき」と自分を縛ったり意識したりせずに、自分の気分、体調、お店の状態などを勘案して、その時々の対応でよいと思い...
受け流すスキルを身に着ける
就職氷河期とか手に職とか言いながら、しかしやはりしっかり勉強して資格を取って、誇りをもって日々の仕事に臨んでおられると思います。
で、実際のジジババは、特に爺は、言いたい放題やりたい放題で、...
業はややこしい
善行為に楽果、悪行為に苦果、と、業は単純明快なはずなのですが、実際はとてもややこしいです。
一刹那(一ナノ秒とかそれよりもっと短いとか)ごとの心の状態について一つずつの業が生じます。悟らない...
死隨念
仏教の修行法の一つに、死について観察する死隨念があります。
誰でも必ず死ぬ、私も必ず死ぬ、という、当たり前なのに何となくみんな避けている現実を正しく冷静に思いながら生きる、特別な修行というよ...
深入りしない慈悲喜捨
大事故や大病を治すとき、医師のチームはまず患者の体が落ち着いて治りたくなるまで待って、体が治りたくなったら治療を始める、ということを聞いたような気がします。体が自分の体について呆然としていると...
使い分け
ヴィパッサナーは、まず、心身をリラックスさせてから行います。トイレを済ませ、空腹でも満腹でもなく、なるべく静かな環境を選んで、どっしりと座る、三時間でも四時間でもそのままいられるような状態を作っ...
死後のこと、生まれる前のことまで含めて、総合的に見守って
病院学級とかでこの世のことを学ぶのはもう置いといて、生きるとはどういうことか、死とは何か、死後はどういうものか、生まれる前はどうだったのか、など、学校では全然教えない大事な内容について、調べたり...
世の中を超えることに挑戦してみては?
釈尊は、最初は、世の中でうまくいっている、恵まれている人々を弟子にしました。彼らは徳にあふれていて何事も順風満帆で、世の中に飽きていて、もっと何か挑戦できるものはないかと探していました。
そ...
「苦の見方」
というタイトルのスマナサーラ長老の本が出版されています。そこに書かれていると思いますが、少し私なりに付け足すと……
「一切皆」は、間違いです。般若経などの漢訳の時に間違えたというよりは般若経...
われ正しい。ゆえにお前が間違い
と、人は考えがちです。
自分の意見が自分は大好きなので、別の意見やそれを持つ人を、嫌います。しかしそのような意見は欲という煩悩です。
自分はこのような意見を持っている(好んでいる)が、別...
その人自身と属性
お気持ち、男の立場からですが、よく分かります。
男の方が異性を性的対象として見がちなことも事実だと思います。
農業に例えれば、男はどの田んぼにでも手当たり次第種をまいて、どれかがうまく芽...
よく学ぶか下手に学ぶか
初期仏教では、人間に生まれたのは、前世の業の中の良いものが出たから、それと別に、一生涯の中で前世の業の中の良いものが助けたり悪いものが足を引っ張ったりする、と、おおざっぱに見ます。それらは全部、...
お寺を変えるの自由です
憲法22条でしたか、信教の自由が保障されています。憲法は日本の最高法規ですので、宗教法人法にそれより強いことが書いてあるわけがなく、まして、一宗教法人(寺)が独自に「うちの檀家をやめてはいけない...
哲学科
は結構不人気で、これがある大学はもはや希少種で(しかし文系学問の根本なので旧帝大をはじめ置き続ける大学は多い)、文学部の中でも最も敬遠され、そのため入りやすいですね。私も哲学科出身です。根本だけ...
お盆と輪廻はもともと別の観念
お盆は、世界中の宗教にある素朴なこの世とあの世の観念です。生者の世界と死者の世界。行ったり来たり。そこで想定されているのは、この世と似たような人間のような生命がいる世界。畜生は想定されていないで...