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できることならば、許して欲しい。

先日、私たち夫婦で大切にしていた猫を安楽死させました。 慢性腎不全の末期であり、発作を起こし苦しみもがいている状態が続いた為です(治る見込みは医学的にはありません)。 勿論、獣医の先生から「このような選択肢もあります」とお話していただいたのですが、獣医の先生のご助言を盾に自分を守ることは間違いだと思います。 私が安楽死を選んでも選ばなくても、猫は先に亡くなったと思います、けれど私の心には少なからず「もう見ているのがつらい」という弱い心があったことも分かっています。 私は猫を胸に抱き、猫の心臓が止まる瞬間を感じました。 「許してね、許してね、お疲れ様」と泣き叫びながらの瞬間でした。 今回、私たちの大切な猫に、様々なことを教わりました。 人間(特に私です)とは傲慢であり、なんと勝手な生き物であるか。 それなのに、私たちの猫は怒ったりしないのです。 生きている頃から、そうでした。 私たちを頼ってくれていました。 こちらでお坊さまに、聴いていただきたかったのだと思います。 猫の心臓が止まった時、私は確かに「救われたい」と感じ、罪深いと痛感しました。 心から懺悔し、猫の死を無駄にしないよう、私にお坊さまのお言葉をいただけませんでしょうか。 できることならば、猫に許して欲しい。 そしていつかまた、家族三人で暮らしたい。 猫に苦しみの少ない場所でゆっくり休んでいて欲しい。 毎日、お線香をお供えし、手を合わせています。 どうか、喝も含め、お坊さまのお言葉をいただけたらと思っています。 宜しくお願い致します。

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