解脱の目的が分かりません
大学で仏教の授業をとっています。辞書で解脱の意味を引くと煩悩から解き放たれるなどとありこれについては納得なのですが、元々の解脱の目的は輪廻のサイクルから抜け出し仏になることだと学びました。今でいう解脱とは少し違ってさらに超自然的なことのように思えます。
しかし一度死ねば自分が来世何になるかなど知る由もありませんし、認知できるのは現世の記憶だけです。となると、自分がどれだけ輪廻をぐるぐるしていようがそこまで苦に感じないのではないでしょうか。わざわざ輪廻から脱する必要はあるのですか?それとも輪廻から脱したいというよりは、仏になりたい、仏が見ているのと同じ景色が見たいということなのでしょうか。
昔の人たちが解脱を目指したことにはどのような意味があるのか教えていただきたいです。
有り難し 8
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