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「世の中・自然」を含む問答(Q&A)一覧

「バブル」が人や世の中を荒らした…?

 いつもお世話になっております。  時折、大人の方と話していると、バブル景気が世の中や人を 荒らした…というような話を聞くことがあります。  「バブル経済期」という言葉を字引で引いてみると、 「株価や土地建物の値段が適正水準を超えて以上に高騰 し、その後泡が弾けるがことぐ、一気に急落した時期。  この時期には、高額な貸付も横行した」 などといった説明が出てきます。               *  思い返せば私の祖母は、 「アパートを所有している」という事実でひどく 奢り高ぶっていました。木蓮尊者のお母様のようでした。  「アパートがあるんだから、あんたは働かなくていい」 「いいところから婿を取って、たくさん子供を産みなさい」 「黒留袖、いつ作る?」  このような発言は日常茶飯事でした。  彼女のといた邪教により私が今でも苦しめられているのは、 私からただでさえ未熟な社会性を剥ぎ取るためだったのでしょう。               *    最近の新聞記事に、「病院内ポリス」や「荒れる中高年」、 「冥土の土産ハラスメント」などの記事が増え、 また私もそれらを読んでみて考えました。  ついこの前までは、「今時の若者〜」という記事が多く、 これは?と思ったので質問です。  ご意見いただければと思います。  よろしくお願いいたします。

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和食の傲慢さに苛立っています(書き直しました)。

私は京都の仁和寺に写本が所蔵されている黄帝内経(中医学の祖)にも記させている、陰陽五行説を大切にしています。 陰陽五行説は心身一如や医食同源の下、相生(生み出す)、相剋(抑制)関係により、調和を大切にします。 日本では科学の発達により味蕾に辛味が反応しないからと、味覚から辛味を削除し、うま味を足した陰陽五行説を謳う栄養学者が後を絶ちません。 日本は海に囲まれている為に、主に陸より海産物のうま味に頼っています。それの多くは鹹味(塩味)です。 鹹味は水や腎に分類し、増幅されると相剋関係によりで火に属する心を瀉します。 調和を保つ為には、苦味により心を補うか、相生関係の木に属する肝を育てる為に酸味を摂る必要があります。 焼き魚に柑橘類を搾るのがその例です。 しかし、家庭・外食を問わず、和食の全てがうま味調味料(科学調味料)に頼り切っています。 陰陽五行説を活用すれば様々な組み合わせでうま味が生み出せるのに、安易に頼るのは嘆かわしいです。 近年、精神疾患の増加、世知辛い社会を生んでいるのは上記により、過剰に鹹味のうま味調味料に頼り切る事により調和が乱れ、心を瀉しているのも一理あると考えています。 元来、和食は中国により伝わったのが、南蛮貿易や文明開化により西洋と交わり発展しました。 然るに陰陽五行説を歪曲すれば、調和は崩れます。“木の長きを求むる者は必ず根本を固くす”であるのに、和食は元来を無視するのならば、”自己中心”や”傍若無人”な食文化だと云われても仕方がありません。 また姿勢としても、『料理芝居(著:北大路魯山)』より、料理屋は下手でも風格が必要だとわかりますが、”実るほど頭を垂れる稲穂かな”であるのに、料理人は腕を組んでいる人ばかりです。心理学で謂うと、威厳や不機嫌、自己保身等、他人と距離を取りたい対応です。 その点で、“鯛も一人はうまからず”の通り、美味しさに雰囲気があり、雰囲気で美味しかった経験は誰しもあるはずです。 食は食べるのと、食べて頂くのも感謝だと私は考えます。 以上よりの元来の歪曲や雰囲気を大切にしない和食に感謝が足りないと感じ、苛立ちを覚えたのです。 然るに和食は家庭から廃れ、食育の促進や世界遺産に登録してまで守らないといけなくなった“砂上の楼閣”だと私は考えます。 ご見解を、何卒宜しくお願い申し上げます。

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戦争が起こるのが怖いです

最近のコロナの流行で、世界で混乱が生じています。私はここしばらく自分の部屋からも出ず、スマホでニュースを追うことばかりしています。 アフターコロナの世界について調べていると、経済の崩壊の先に近隣諸国での戦争は避けられないのではないかと多くの場所で言われているのを見つけました。 ツイッターで検索してみると、既に両国は戦争の準備を初めている、場所的に日本は前線になりかねないとも言われています。また、今回戦争になれば核戦争に発展するかも知れないともありました。 本当にその通りになってしまったら、今の自分の生活が壊れてしまうのではないか、大好きな母も妹とも会えなくなる日が近いのではないか、二度と空が見られないかもしれない、自分はどれほど苦しんで死ぬのだろう、と夜も落ち着いて眠れません。朝起きてもそんなことが頭を埋め尽くしてしまい苦しいです。 自分のような小さな存在が世界情勢を変えられるわけでもなく、全てがわかるわけでもありません。そんな人間がこの状況で少しでも心を落ち着かせて生きるにはどうしたらいいのでしょうか。 私自身混乱していて迷惑な相談かもしれませんが、何か教えを説いてくだされば幸いです。

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今の社会にghostのような人が増えて不安

今の社会の状況に危機感を感じます。睡眠がとれないぐらい不安に感じてはいませんが、「何とかならないかな~」とは思います。まずは、私自身が気付いて、自分自身を改革しようと 取り組んでいるつもりです。 多くの人が「ghost」になっているのではと思い、ある意味、恐怖さえ感じます。ここでいう「ghost 」とは、幽霊という意味ではありません。イメージするなら、生命科学で出てくる「ghost cell」で、中身のない細胞膜からなるような感じです。空っぽです。 本質を追求しなくなり、本質を追求するはずの大学が、職業学校と化し、学歴というラベルを得るために学校に通う。その学歴をいかして、自分の人生を切り開き、社会に貢献するならいいのですが、ラベルに依存してしまう。その依存に、危機意識を感じずにはいられません。本質を追求することが、異文化理解に繋がり、他者理解に繋がると思うのです。私も、つい最近まで、全く中身のない人間でした。今も中身がありません。中身がないということに気づきました。病気になったのは、考える時間ができて、ある意味ラッキーです。 芯がしっかりした中身を付けていって装飾するのが大切なはずだと思います。しかし、和紙を丸めて筒を作り、そこに学歴というラベルや重り、有名企業というラベルや重り、重要なポストというラベルや重りをつけていっているような教育を行っているのではないかと感じます。これでは、人生の早い段階で潰れてしまうと思います。ある意味、成人前に潰れてしまうのは幸せです。やり直しがしやすいと思うからです。成人後だと、自己責任と片付けられます。大事なものを忘れ、後生に引き継がれていないのではないかと思います。その大事なものがどの世代で忘れ去られたかはわかりません。私たちの世代かもしれませんし、その上の世代かもしれませんし、さらに上の世代かもしれません。どこかでメスを入れないと、どんどん人間が弱くなっていくと思うのです。人間を強くするのが、家庭教育であり、地域教育であり、学校教育であり、生涯学習だと思うのです。それが機能しているのかと思うのです。 そんな中でも、それぞれの道の素晴らしい実践家がいます。その方たちを見て、私自身がまず改めることかなと思います。

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すみません…ここって本当に人間道ですか?

いつもお世話になっております。何だか近頃、ここは人間道では なく、畜生道か餓鬼道なんじゃという気がする時があります。      ✳︎ 「いじめとは、種の保存が目的の行為」ある脳科学者さんの言葉 です。自然界ならまだわかります。ですが、我々は人間です。 自分じゃ抑えきれないなら、福祉や行政の手を借りるとか。 私はそのおかげで何とか抑えています。      ✳︎ なのに、なぜ彼らはよそのお子さんをおかしな理由で痛めつけたり ただ自分と違うというだけで。自分の子でさえ。 はたまた坊さんさえも信徒や檀家の心を蹂躙したり。       ✳︎ この前など、知的に問題を抱えたお子さんの事を大学生風の カップルが笑いながら悪口を言っていました。 支援者さんたちは勘付いたのか席が空いていたのにその子の 前に立ちました。 すると彼らはその隙間から覗いて笑っていたのです。目があった ので、私は彼らの上から下まで軽蔑の視線で見つめてやりました。 ✳︎ くっ付くへっ着くだけ一人前、彼らの事を人とは思えません。 先ほども電車内で誤って足を蹴ってしまったお嬢さんに謝りなが ら通り過ぎたら、降りた後も冷たい視線で私を見ていました。 ✳︎ 先生方、どう思いますか?また、上述の私の行為も、いじめ なのですか?「衆生痴暗にして…」と法語がありますが、 これはいくらなんでも!ご意見お待ちしています。 お父さん、お母さんごめんなさい。私に彼らは救えません。

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生きずらいです

私は中学を卒業してから、すぐ社会にでました。 高校は定時制高校でした。もともと、定時制高校に行きたかったわけでは ありません。私の努力不足で、ちゃんと勉強しなかったため定時制高校に行くしか選択ができなかったのです。 高校生活では、昼間働き、自分の月謝、及び、定期代も全て自分の収入で払いながら家に食費も入れていました。 それでも、定時制高校にいってることで母親から「定時制高校になんか 行ってる人は全日制の子からは相手にされない。」などと言われ、学歴コンプレックスが酷くなりました。 それならと、大学進学を考えたところ、親に女は将来的には結婚するのだから学歴は必要ないと大学には行かせてもらえなく、進学には反対されました。 今なら、自分の力で大学も行けるようになりましたが、当時言われたことを今でも思い出すことがあります。 自分は自分とわかっていながら、周りの人を見ると、親に高校、大学まで 学費などを出してもらって、どうしてこうも育ちが違うのだろうと考えてしまいます。他の人を見ると、なんて親に甘えて育ってるんだろう…と思ってはいけないのに思ってしまいます。 なので、自分でできることは最低限自分でやろうと必要以上に頑張ってしまい、精神的にも不調になることが多いです。人に頼るのも苦手ですし、 そもそも頼ることが苦手です。本当にいきづらいです。 どうしたら、この考えをいい方向に向けていけるか考えています…

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