2024/02/08昔、母の最期に何も伝えられなかった後悔
現在23歳です。17歳のときガンで母を亡くしました。
親しい人がなくなるという経験は、物心ついてから初めてのことでした。また、もともと母とは性格的に合わない部分もあったし、当時の私は少し反抗期も残っていたように思います。それでもたくさん愛してもらったし、大好きな母でした。
母が余命わずかで自宅療養をしはじめたころ、私は母がもうすぐ亡くなるという事実が受け入れがたく、ただこのままその日が来なければ良いのにとばかり考えて現実逃避していました。母が亡くなることなんてないと信じたかったんです。
だから、母が病気でもなんでもないかのように振る舞ってしまいました。産んでくれて育ててくれてありがとうとも、大好きだとも伝えられませんでした。
母は専業主婦でしたが、活動的で仕事ができるスキルや資格もある人でした。
この年齢になって、私も将来の子育てとキャリアのことを悩んだりします。きっと母は働きたかったけど、その気持ちを犠牲にして私達を大事に育ててくれたこと、その重大さが今はよく分かります。
それなのにあの時は何も言えなかった。今の私なら母が最期に幸せだと思ってもらえるようなことをたくさんできたし、悔いなく感謝を伝えられたと思います。母の話ももっと聞けばよかった。最期に、この人生を選んでよかったと心から思ってもらえるような送り出し方がしたかった。
子どもが元気に生きているだけで親孝行、なのかもしれません。でも母はもう亡くなってしまって、最期にまったく親孝行できなかったという気持がずっと引っかかっています。
今日、夢のなかで母が亡くなる直前の時期にいました。夢の中の私はやっぱり現実逃避して、大事なことを何も伝えられませんでした。
もうどうしようもないと分かってるけど、叶うなら母が亡くなる前に戻ってもっとたくさん感謝を伝えたいし、母の人生の話を聞きたい。
この後悔はどう整理していけば良いのでしょうか。
有り難し 9
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