生まれたときのエピソード
高校生の娘の宿題に「生まれたときのエピソード」というプリントがありました。娘二人を育ててきて、これまでにも何度も同じような宿題や冊子作りを経験しました。その都度、事実と思い出を話していますが、このようなテーマがある度に複雑な気持ちになります。すべての子供、すべてのお母さんたちが無事で健康で幸せであることが大前提のように行われるからです。出産時に双子の一人を亡くしたり、出産時にお母さんに障害が残ってしまったり、無事に出産出来ても今現在は育児放棄されていたり。思い出すのも語るのも辛かったり、親にエピソードなんか聞けない子供もいるはずです。実際にお父さんからお母さんが亡くなった理由を聞き、辛いながらもお父さんに感謝の気持ちを書いた子供がいたそうですが冊子になって配られた時にはそのエピソードは省かれていたそうです。先生方はどのような気持ちでこのような授業をしたり宿題をだしたりするのでしょうか?そもそもクラス全員の前で発表させることは必要でしょうか?個人情報保護を高らかにうたうのであれば、こうした各家庭の情報こそを保護するべきだと思います。
有り難し 10
回答 1