2022/07/13亡父の死期を早めたかもしれません。
お釈迦様に料理を供して、結果的に死に至らしめてしまったチュンダの話。
チュンダはその後、どうなってしまったのでしょうか?
自分と重ね合わせて考えてしまいます。
神経難病で長い闘病の末、89歳で亡くなった父親。
ほぼ末期に近いと医師からは言われ、せめて自分に何が出来るか考えて、
父の大好きなコーヒーを許可を得て持っていくことにしました。
10日程経って、ある日突然父が腹痛と嘔吐を訴え、吐血をし、
それを誤嚥したことがきっかけでみるみる容態が悪化、
1か月余で亡くなりました。
仕事をしながらの介護・入院・看取り・葬送、
その後の諸々と振り返る余裕もなく時は過ぎましたが、
少し振り返れるようになった今になって気づいたことがあります。
吐血をした前の日、
いつもの通り仕事帰りに病院に行き、
夕食介助の後、私は父に持ち込んだインスタントコーヒーをトロミをつけて飲ませました。
父はあまり声が出なくなったのに、
「あぁ、コーヒーはやっぱり美味しいなぁ」とその時はハッキリ言いました。
それが本当に美味しそうだったので、今もありありと思い出します。
そして、翌日の昼頃に腹痛と嘔吐を訴え吐血したのですが、
あのコーヒーがその原因ではなかったかと。
会社で私も飲んでいたインスタントコーヒーを夕方ポットに作って持って行ったのですが、
そのインスタントコーヒーは何か月も前に開封したものでした。
健康体の私には特に差支えはなくても、父の弱った体には酸化したコーヒーが害があったのではないかと。
内視鏡検査も出来ない全身状態で、原因を特定できなかったのですが、
一日でも長く生きて欲しいと心から願っていたのに、
私が父の命を縮めてしまったのではないかと。
取り返しがつかないだけに苦しいです。
こんな罪を背負って、生きていっていいのかと思います。
私が死んで詫びたところで、どうにもならなのは承知です。
救いが欲しくて、読んだ仏教の本の中に、
チュンダのことが書かれていました。
チュンダは自分のせいでお釈迦様が亡くなったと、苦しみ続けて
それでも尚生きたのでしょうか?
私はどう償えばいいのでしょうか?
有り難し 13
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