親が亡くなり10年経って 2
続きです。
そんな辛い幼少期を過ごし、母が病に倒れた時、妹と姪は見舞いと
葬儀に来ましたが、もう援助がもらえないという意味で泣いていたし、
母が入院中にお金がかかり、自分の美容院も節約して私にカットや
カーラー巻きをさせていて、その浮いた分を妹の孫にお祝いとして
出していた母でしたから、葬儀のお金がまったくありませんでした。
私は、母が援助していた分を返す意味でも、葬儀代を出して欲しいと
話したら、「姉さん死んだら関係ないから!」って、怒鳴り散らして
帰って行き、それ以降会っていません。妹は死亡したみたいですが
姪はまだ健在みたいです。結局兄が、こつこつと葬儀代をローンで払い、
私が医療費を払いましたが、私の実家の菩提寺の住職には、お恥ずかしい
額しか包めず、今も申し訳なく思っています。PTSDもあって、今も母には
憎しみしかありません。いい思い出が全くないんです。貧しくて
辛い事ばかり。ですが、去年、長男が自殺してしまい、そんな事から
これから先の先祖供養も考えて、私の実家と長男と、私の祖父が50年を
過ぎていたので50年墓を建てなくてはと思い、大規模な墓石に
リニューアルする事になり、全て完成した時、ふと自殺する半年前に
長男が言った言葉を思い出しました。たまたま50年墓の話をしていて、
その時「じゃあ、おばあちゃんの実家のお骨さん達もね」って、
言ったんです。母は養女でしたから、本当は血のつながりもなく、血縁の
あるのは妹の方だったんですが、嫁いでる事を理由に明治からある自分の
親の先祖を骨堂に放ったままにしていたんです。でも、長男は遺書も残さず
亡くなりましたから、それを遺言と思い、私は母方の親のお骨を預かりに
10年ぶりに骨堂に行き、驚愕しました。
有り難し 1
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