2023/01/09障害者の身内が居る重圧
わだかまりと心理的重圧の手放し方について、ご相談いたします。
二十余年前、亡くなった私の祖母は、今から思うとヘリコプター・ペアレントでした。
5人の子どものうち2人を若くして喪った経験もあってか、過保護で過干渉。父の姉、妹は祖母が子離れしなかったが故に、独身のまま。祖母の没後、相次いで精神を病み、二十年以上もの入院生活を送るところとなりました。(うち一人は昨年他界)
これまで伯母たちの後見人は父が務めてきましたが、年齢的なこともあり気力が下がって負担しきれなくなり、弁護士に後見人を依頼することとなる見通しです。
私自身独身で、両親と同居しておりますが、父は後見人引き継ぎの話を私にではなく、結婚して別に世帯を構える姉にし、目下、姉が必要書類の収集等の手続きにあたっている次第です。
過日、姉から、叔母の後見人に名乗りを挙げる気はあるか、との打診がありました。
正直、葛藤しております。
叔母たちとは子どもの頃同居していた時期もあり、可愛がってももらい、恩がありますが、反面、私が二十代の前半に、彼女たちが相次いで精神疾患に臥せるところとなり、自分には結婚という選択肢はないのだ、と察した(残念ながら日本では精神疾患への偏見が根強いため)部分もあり、気持ちの上で負担に思う側面もあります。
姉は実務を担ってくれていますが、後見人を引き受ける意思はないようで、一方で、私は実務に関与していない分、後見人のひとりとして名乗りを挙げなければ、のちのち姉との関係性に溝が出来るような気もしています。(姉が敢えて私に後見人引き受けの意思を問うのは、妹(=私)だけ何もしないのはずるい、という意識がどこかにあるような気もしています)調べると、後見人は複数人で担うことも可能なようで、専門家の手を借りつつ自分も担う、というのが妥当な線か、と思ったりもしています。精神的な重圧を感じるあまり、叔母はあとどれだけ生きるのだろう…と思ったり。
また、前述の通り、私は独身ですが、私が長生きすることで、将来、ただ一人の姪に負担がかかるのでは、と案じています。
日本はまだまだ家族主義で、身内の面倒は身内で、という意識が根強いように思います。
将来の禍根を絶つために、親より長生きしない方がいいのか、あるいはすべてを捨てて海外に移住でもするべきか、悩むところです。
有り難し 23
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