虐待の記憶に捕らわれています
恥ずかしいお話ですが、数年前に両親に受けたセクハラが今でもつらいです。
実父とは子供の頃に両親が離婚して以来、数年に一度という程度で会うぐらいでした。
その父と会っていた時のことです。
私の恋愛話を聞いてきた流れで、私を性的に味見したいと言ったのです。
「必ず惚れさせる自信がある」「娘という実感がない」などとも言われ、思い出すだけで吐きそうになります。
また、母のことも「男性的魅力で屈服させ、子供を産ませて人生を支配した。もう用済みの女」と言い、それにも傷付きました。
私と母は二人で暮らしてきたので、当時は仲が良く、私が若かったこともあり、帰ってから母に訴えてしまいました。(さすがに「用済み」の件は伏せましたが)
すると母は猛然と「嘘よ!」と怒り出し、「あんたが誘ったんじゃないの?あの人はそんな人じゃないわよ」と私を責めてきました。
そして「こうだったんでしょう」と、私が父を誘惑しているらしい場面を一人芝居し始めたのです。
私の真似とは思えない変な演技をしながら、何故かとても意地悪く楽しそうでした。
その時の顔が忘れられません。
母が私より父を信頼したこと、本当は私をどういう目で見ているかを知らされたようでした。
こんな父ですが優しい所もありますし、離婚後も大学まで行かせてくれました。
母も絶えず精神的虐待をしていた一方で、過保護と言われるまで大切に、一人で頑張って育ててくれました。
今でも一緒に出掛けたりしますし、私のために色々としてくれます。
親を慕う気持ちもあり、感謝もしています。だからこそ裏切られた絶望や嫌悪感が大きいのかもしれません。
母と喧嘩になった弾みに、一度この話をしたら「そんなこと言ってない。私は悪くない。育ててやった感謝もしないあんたは最低の女だ。罰が当たるわよ。地獄に行け」と言われました。
こんなふうに両親の恥を暴露というか相談して、不悪口を犯し、親不行をしている罪悪感にも押し潰されそうです。
両親にこんなことをさせる因果を巡らせた私は、よほど業の深い人間なのではないか。
そう考えて、生きていることを申し訳なく思い、その感情にグワッと襲われる時があるのです。
この未熟さに向き合い、悪い因果をここで断ち切り、成長したいです。
私が変わることで、両親にも良い変化を巡らせたいのです。
しっかりと前へ進むためには、私はどうしたらいいのでしょう。
有り難し 16
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