2022/08/11なぜこの世は無ではなく有なのか
何故この世界は「無」ではなく常に「有」である必要があったのか? この世に起こり得る全ての結果には原因である何かが存在しています。その何かが存在している理由として宇宙ビッグバン誕生説が最も指示されています。その原因は「真空中の揺らぎ」だとされています。しかしそれは「有」が生まれた理由にはなりません。完全なる「無」からは何も生まれないからです。揺らぎの原因であるaが存在し、その原因であるbその原因である原因c、その原因であるd…以下略 と常に原因である「何か」が存在し続け、無限退行し続けます。そのため宗教ではよくそれを裏付ける根拠として「神」の存在が信仰されますがそれも同様で無限退行に陥ってしまいます。仮にそれを時間や空間を超越した神のような人知の及ばない存在し、この世を想像したとしても「神」そのものが「有」であるためその原因が必要になるはずです。神の原因であるa、aの原因であるb、c...etcとキリがないです。
この世の全ての問いは「どのようにして世界が作られたのか?」ではなく、「何故無ではなく有であったのか?」という問いに帰着するのではないかと思いますし、個人的には哲学においても最も答えを導き出すのが困難な問いだと思います。無から何も生まれない良いように、どれだけ有を追いやったとしても完全に消滅はしません。全ての現象を因果関係で考える人間特有の物差しが通用しないのでしょうか?最近不登校鬱気味なのでこんな事を一日中考えてしまいます...この極めて解答困難な問いについてどう思われますか?
有り難し 9
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