2022/02/24母を亡くした寂しさと後悔
先月9日に母を脳内出血で亡くしました。今も母が居ないことが信じられない気持ちです。
母は、昨年の11月末に心房細動の手術を受け、脳梗塞のリスクも心配されましたが、無事終わって安心したところでした。元気そうで、油断していたと思います。
私が夜会社から帰宅すると、母が「大変な事になっちゃた」と言いました。私の部屋の雨戸を閉めてくれて、ベッドから降りる際に転んでしまったと言うのです。私は「雨戸なんていいのに」と言うと、母は「もう、頼まれてもやらない」と悲しそうに言いました。転んだのは母のせいではありません。私の部屋のカーペットが滑り易いのです。ただ、この時頭は打たなかったと言っていて、腰を打ったので、明日、整形外科に行こうと言いました。けれど、しばらくして頭も痛くなり、救急で病院に行く話も出ましたが、その時は手足のしびれや吐き気なども無さそうで、朝まで様子を見る事にしてしまったのです。私が救急で行こうと決断していればと後悔してもしきれません。私は自分が頭痛持ちのところがあり、同じように考えてしまいました。
寝る間際も、母は不安そうでまだ話したそうだったのですが、私は少し疲れていたこともあり、早く寝た方がいいよと言って、話している母を遮って、お休みと言って2階に上がってしまいました。母は私が居ない事に気づかず、少し独り言のように話していた声が聞こえました。声が聞こえなくなったので、私は明日は少し良くなっている事を願いながら寝てしまいました。
夜中インターホンで母に呼ばれ、慌てて下に降りるとベッドの横で倒れていて、手を貸してもうまく立てません。おかしい事に気付き救急車を呼びました。母は私が来てほっとしたと言いました。父は病気で薬を飲んで寝るので、多少の物音では起きれません。そんな時でも母は、私が疲れると心配していて、そんなふうに思わせてしまって申し訳なかったです。
病院に着いて間もなく意識が無くなり、外科的処置はもう出来ないと知らされました。現実とは思えない感覚で父と弟に連絡しました。それから1日、頑張って手術したのに助けてあげられなくてごめんねと言って母の手足を擦りながら過ごし、息を引き取りました。
今も母が倒れた夜の事を思い出すと辛く、どうにもならない後悔に襲われます。家族にも大まかにしか話せず、ノートに書き記したりしましたが、誰かに聞いて頂きたくてお送りしました。
有り難し 11
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