これからの人生について。
初めまして。
私はアルバイトで働き一人暮らしをする女性です。
三年前、母を亡くしました。
私の家庭は母子家庭であり、私と弟と母の三人家族。
母を亡くし、親戚から見放された私と弟の元にとある人物がやってきました。
その人物とは、十年前に母と離婚した父です。
「まだ我が子への愛情は消えていないんだ」そういった理由で、私と弟の親になる事を申し出ました。
私たち二人の事で困っていた親戚達は、喜んでその申し出を受け入れました。
私は抵抗しました。
父が住むのは、福岡。
私が育った長野からは遠すぎます。
それに、高校三年生だった私は次への進路が決まっていました。
夜な夜な大人達に囲まれ、「福岡へ行け」と説得させられる日々。
頭がおかしくなりかけましたが、通っていた高校の先生の手助けもあり、なんとか長野に残ることが出来ました。
長野に残れた事は嬉しかった。
弟は福岡で過ごすことになりました。
しかし、そんな喜びもつかの間。
私は学校で人間関係に苦しみ、ついには体を壊して、退学します。
新たな実家となった福岡へいくこととなりました。
期待を抱いていました。
また、家族の暖かさに触れられるかもしれない。
「家族」という物を欲しがっていました。
しかし、福岡での生活は私にとって「家族の暖かさ」とはかけ離れていた。
父は、暴力・お酒・悪口の酷い人でした。本人いわく教育のためだとか、伝えたい事があるからとか、そんな理由。
私に向かって、母への悪口も平気でいう男でした。
悩み苦しみ、やがて激しいめまいに襲われるようになった私は、仕事が出来なくなりました。
そんな中で背中を押してくれたアルバイト先の店長。父から逃げ出す方法を教えてくれた精神科の先生。
長野に住む親友は、一人暮らしをしている部屋で一緒に住もうと申し出てくれました。
彼らのおかげで私は、家族を捨てる覚悟を決めました。
荷物を送ったあと、身一つで長野に転がり込みました。
激怒した父は私との縁を切り、私もそれを望んでいたので承諾しました。
親友の部屋を借りながらアルバイトして、やっと始めた一人暮らし。
これからは好きな事をして生きよう!
そんな時、とても悩みました。
何を考えても「現実味のあること」
しか浮かびません。
現実の悲惨さしか見えなかったから。
どうすれば、自分のしたい事を楽しめるようになりますか?
有り難し 23
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