2023/05/10困ったさん
客席100席以上、ランチ帯は満席になる飲食店でのハプニングです。
ある日のこと、うっかり職場にお財布を忘れ、困ったお客様がいました。
「すぐ隣のビルに戻って支払いに来る」とのこと、初見のため予め教わった店の対処法通りにお願いをしました。
・貴重品を預かり、支払いが済んだら返す
「スマホを置いていっていただけますか」とお願いしたところ、顔色が変わり「そんなことは一回も言われたことない!」と拒否。
(一度も…って、財布持たずに飲食するのが初めてじゃないほうが信用問題だと後日談)
結局、別の店員が「何度か顔を存じている」ので苗字と電話番号を控え、退店後支払いに再来店。
ベテランいはく「それは、そのお客さんが常識に欠けている」「こちらの言い方にもよるけど」「正解はない、どんなお客様かにも、対応は変わる、だから経験として刻む」「本当に身なりが不審で、無銭飲食の場合もあった(以下修羅場の警察沙汰、武勇伝)」たくさんアドバイスいただきました。
非常に静かで落ち着いた店なのですが、そういったお客さんがごくごくたまにいるので、いちいち心乱されず、さらりと対応できるようになりたいです。
私も実は、お世話になっている治療院では、「次回で良いですよ」という対応に救われたことはあります。
ずばり、好意の返報性、でしっかり今も通っています。
ただ、今回のような場合、よほどの信頼関係がある場合でなければ普通、飲食店などは「身分証明書を提示」「貴重品お預かり」などで対応するのが一般的のようです。私は初見でした。
治療院で最後にお会計で気づいた時は「ごめんなさい、お金おろすの忘れました!荷物おいて駅前のATM行ってきます!」「いやー、次回でいいですよ」「えっ!次回って、いつ来られるかわからないし!」「今日、今から行くのじゃ大変でしょ」そんな流れでした。
そのお客様は故意ではなく支払い意思があり、貴重品を預かる、との対応でまるで自分が疑われた事に怒ったのかと…。しかし、隣のビルに取りに行く、苗字、電話番号も、嘘か真実かはその場ではわかりません。
万が一、一回ぐらいは損しても良いくらいの寛容さで、お客様の気を損なわないのが智慧なのでしょうか。
時折、店を困らせる方もいらっしゃるけれど、それも含めてが「商い」なのだから、と自分が視野を広げるところか…なんとも次に活かしたい考えどころです。
有り難し 35
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