2022/11/29故人との約束を破ってしまいました。
亡き弟との約束を破った自分が苦しいです。
先月、半年前まで独身であった弟が亡くなりました。
弟は母との関係をとても拗らせていました。母に相続権を渡したくないためか、弟は余命僅かとわかると長年付き合っていたという女性と急遽入籍し、母には一円もやりたくない、相続権を放棄しろと毎日のように母に迫っていました。
弟は良識に欠けているところがあり社会のルールなど全く守れない人でした。自分の利益のためなら、大嫌いだと言いながらも親の愛情はとことん利用し奪うものは奪う、与えることは決してしない人でした。
奥さんとなった人は悪い人ではないですが、そんな弟のいいなりで、弟の機嫌を損ねないためならなんでもやる、教祖様と盲目的な信者、という感じでした。
奥さんは「○○さんと結婚できただけでいい、相続権などいらない」とも「○○さんが亡くなってもお義母さんとは仲良くしたい」とも言ってくれていて、わたしは彼女の善良そうな感じを信じていました。ですので、弟がどんなに意地の悪い遺言状を残していたとしても、彼女が相続を放棄しないまでも良識を持って修正してくれるのだと信じていました。だから、お金に執着して興奮気味の弟に「奥さんに全部あげるから安心して。」と約束をしてしまいました。
しかし弟が亡くなった今、「全額を妻に」と言う遺言状を2人で書いていた事が発覚し、彼女は「○○さんに、お義母さんには一円も渡すなと言われていますから。」と命じられた事を明かしました。
奥さんは籍を入れただけで、家事も看病も私達に丸投げでした。食事を作ったのも、身の回りの世話をしたのも全て母です。しかも毎日怒鳴られながら。
それでも奥さんは「○○さんにお義母さんの面倒など一切みなくていいと言われています」と悪びれた様子もありません。
全部奥さんにあげる約束をしたものの、やはり母の最低限の権利を取り返すべく遂に行動を起こしてしまいました。奥さんに対して、善悪の判断が自分でできないのかと責めてしまいました。「わたしがいたらなくて申し訳ありません」と頭をさげる彼女。母を不憫に思う一念からでしたが、苛めてしまった感は否めませんでした。
正当だと思う反面、弟が反論出来ないのをいいことに約束を反故にして、もしかしたら悪い人ではなかった奥さんを責めてしまった自分が卑怯に思えて苦しくて仕方がないです。
わたしは間違っているのでしょうか?
有り難し 4
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