2021/07/13指導無視って言葉がもやもやします。
中学校で働いてもう5年になります。今の学校は3年目です。先生同士で話す時にたびたび出てくる「指導無視」という言葉にもやもやします。
例えば、眉を扱ってはならないという校則があるにも関わらず何度注意しても眉を剃ってくる人、授業中何度起こしても寝る人などが議題に上がると、「指導無視として別室指導にしよう」「指導無視は絶対に無くさねばならない、全員で強く注意していきましょう」という言葉が必ず出てきます。
確かに指導無視を放っておくと、好き勝手にする人も出てきて、集団生活が脅かされるリスクも理解しております。
しかし、何度も同じ過ちをする人は、最初の指導に納得していなかったり、先生には上手く言えない秘めた思いがあったりしてやめられない場合が多く存在していると思っています。
例えば、居眠りなら夜に(わけがあって)寝れていなかったり、寝ても寝ても眠たかったりする人もいます。
眉を剃る人は、自分の顔にコンプレックスがあり、そうしなければ人前に出たくないという人もいます。
勿論それだけでなく、反抗心やちょっと冒険してみたいという思いかもしれませんが……
多感な時期で色んなことに悩み、心が揺れる今だからこそ、度重なる違反行動には、生徒の心と向き合って何度も話をしていく中で、少しずつ改善されていくほうが、今後の人生にとっても良いと思うのです。
しかし、実際、何度も同じ違反をする生徒は、指導無視として、「先生の言うことを聞かないということが問題だ」「これ以上指導を無視するなら、教室にはいれられない、別室に行ってもらう」というように指導されています。
こんな事でもやもやしているのは私だけかもしれません。しかし、気になって学校にいるのがしんどいのです。
「指導無視」って言葉は教育に必要でしょうか。その行動をする背景を気にするより先に、「指導を無視する人は問題だ」という考え方が基準なのは生徒を窮屈にさせないでしょうか。
答えて頂ければ幸いです。
有り難し 19
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