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「仏教・お坊さん」を含む問答(Q&A)一覧

2022/06/13

お坊さんから見たキリスト教について

相談というよりほぼ愚痴なんですが… 私は神仏との間にご縁を求めて神社やお寺でお参りしたりネットや本で世界の宗教を調べたりしています。 それで最近私は引っ越しがあり、たまたま近所にキリスト教の小さな教会があるのを見つけたので興味本位で飛び込んでみました。 で、特に教会の人たちに拒まれる事もなく私を受け入れて聖書講読が行われたのですが…正直嫌な気持ちになりました。 牧師さんの言葉にも新約聖書の中にも「神は人の作った宮にお住みになりません」といった言葉がありました。 ふ~ん…といった感じで聞いていたのですが牧師さんは更に噛み砕いて説明して下さりました。 その噛み砕いた言葉の中には「全知全能の神が神社の社に収まるなど人が小さな犬小屋に住むのと同じ事なのです!」 「お地蔵さんにはよだれ掛けや頭巾がありますが人がそのように面倒を見ないと何もできないのです!」 「更には巨石や大木に神が宿るなど私は呆れました!常々おかしいと感じていました!」 …などと、人差し指を立てながら声高に言っておられました 私は牧師さんのお話を聞いている内に「何?ふざけるなよ?」と怒りが込み上げたその後に頭が真っ白になり腹がズ~ンと重くなっていました。 キリスト教の教えの中には「偶像礼拝」という罰(?)があります 唯一神であるイエス・キリストを背き偶像(社や仏像)を拝むなどとんでもない、そのような罪人は永遠の火の池(地獄)に投げ込まれるんですって… なんだろ、日本に生まれて神道や仏教が身近にありすぎる為か、私がそれらばかり勉強していたからか知りませんが私の今までの参拝やちょっとした勉強、ひいては日本人のあり方や宗教感を根本から否定された気分でした。 キリスト教では愛の精神を持つ事など優れた教えがあるようなんですが、ならば他の宗教を悉く否定するのって「そうじゃないでしょう?」と思うんですよね。 ちなみに牧師さんと2人だけでお話する機会があり、これからの集会にも誘って下さいました。 とても真面目であり良い人でしたよ、他の宗教を引き合いに出して否定するだけという点以外は。 イマイチ答えにくいとは思いますが仏教のお坊さんはキリスト教をどう思いますか? 私はキリスト教にも優れた教えがあると思いますが正直な所もうウンザリしたので「キリスト教は…もう勉強しなくていいか…」と思いました。

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お寺さんとの関係の築き方

はじめまして。 今回はお寺さんとの関係の築き方についてご相談です。 以前、臨済宗のお寺さんに観光目的でお邪魔した時に、住職さんが「お庭だけ見て帰られる方が多くて残念です。お寺に来たからには、仏様に手を合わせ、そこの住職たちとお茶でも飲みながらお話でもするのがお寺本来の在り方ではないかと思います」と話しておられました。当方と宗派は違いますが、そのお話に非常に共感しました。私自身、高齢の父母がいるので、そろそろ葬儀などについても普段からご相談できる方がいればいいなとも思っております。 しかし実際問題として檀家制度が薄くなりつつある現在、お寺さんと在家の若い人たちとの間にはハードルができてしまっている気がします。縁もゆかりもないのにいきなり飛び込んでいってご迷惑をかけないか、また法事などの特別な用事もないのにお電話をしてアポを取ってお邪魔してもよいものか…そこにいらっしゃるご住職やお坊さんたちもとてもお忙しいでしょうし…とまあこんな具合に悩んでいます。 ちなみに昔は父方の家系が村にあるお寺さんにお世話になっていました(もしかしたら元々は檀家だったのかもしれません)。 しかし村を出た父の代から疎遠になり、祖父が亡くなった現在、私はご挨拶へ伺えていません。また、自分の意志でそちらのお寺さんへ伺おうにも、新幹線の駅から車で一時間以上はかかるところで、なかなかご挨拶へ伺いにくいです。父へ真剣に仲介をお願いしてもはぐらかされてばかりで。私ひとりで伺ったところで相手してもらえるかと思うと気後れしてしまいます。 問題をまとめると ①新しく今住んでいるところの身近なお寺さんとのご縁を築く ②それとも祖父の代からのご縁を何とか復活させる どちらにするか悩んでいます。そして、どちらにせよその方法論もわからないので更に悩んでいます。 長々とすみません。上記の三点について、どうかご助言お願いできないでしょうか。

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自死を選んでしまったお寺生まれの先輩

こんにちは。かなり答えにくい質問ですし、センシティブな内容ですが聞かせていただきます。 数年前、私が大学生だった頃に、大学院生の先輩であったお寺生まれの方が自死を選びました。 私とその方とは特段仲が良かったとかではなく、ただ一回きりの講義でデュルケムの論文を訳すことがあり、その時のペアになっただけでした。 私の日本語にもなっていないような滅茶苦茶な訳を、もっとこうした方がいい、この単語はこういう解釈ができると、的確に、淡々とアドバイスしてくださりました。 講義の時のデュルケムの解釈もしっかり練られていて、とても真面目な方、いい人だと思いました。 その半年後くらいに、その方は自死を選びました。 私たちにはただ、「大学のことではなく、家(お寺)関係の継ぐかどうかで悩んでいた」と教授からアナウンスがありました。 ここでも私は何度か自死について質問し、迷います。 自死はいけない。私は今そう思えています。 しかし、あの方のことが頭を時たまよぎります。 彼の選択が間違いだった、彼が…、彼の周りが…と彼を否定したくないです。 もし、たとえ、「間違いだった」と全員に言われても、「あんまりじゃないか!」と泣きたくなります。 どうにもこうにも心の整理はつきません。 彼との関係はその講義一度きりだったので、なに宗の方だったかも今はわかりません。 難しいことですし、私に直接関係あるかと言われればないのですが、お答えいただくとありがたいです。

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お坊さんの恋愛観を教えてください

私の家は信仰が深く、私は幼い頃からお寺に行っています。 そのお寺には私より4つくらい年上のお坊さんがいます。小さい頃から一緒に遊んでもらったり、県外への団参に行ったりしているので、幼なじみでお兄さんのような存在です。 私はそのお坊さんのことが好きです。 お互い20代になった今でも、お寺に行く度に会いますし(月に数回は会います)、用事があればLINEや電話をすることもあります。 2人だけではないですが、他の檀家の人と一緒に食事に行くこともあります。年も近く、幼なじみということで、仲は良いほうだと思います。 お互いの好きなことについて話すこともあります。お寺の帰り際(別れ際)には手を振ってバイバイするのがいつの間にか2人のお決まり(?)にもなっています。 積極的にお寺のお手伝いもさせていただいています。お寺の奥様を見ていると、かなり大変そうですが、そのお坊さんを支えることができるならお寺に嫁ぎたい、というくらいそのお坊さんのことが好きです。 しかし… 2人で食事に行ってみたい、いつかは告白も…なんて考えるのですが、いくら仲が良くても私は所詮檀家。 お坊さんはお寺の副住職で忙しそうだし、私が食事に誘っても、邪魔になってしまうかも…。 とても真面目なお坊さんなので、今は恋愛なんか興味ないかも…。(別の知り合いのお坊さんには30代後半でまだ未婚の方もいるので…) ずっとそんなことを考えて、時間だけが過ぎていきます。 そこでお坊さんの皆様に教えていただきたいです。 お坊さんは恋をしますか? 檀家の私がお坊さんの彼女になることは可能ですか? 女性に食事に誘われることをどう思いますか? 結婚を考えるのはいつ頃ですか? いろいろな方の意見を聞かせていただけると幸いです(合掌)

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男尊女卑と信心

私の生まれた環境は複雑で、親戚の家で母と共に暮らしておりました。 親戚一家(男のみ)は浄土真宗と神道を深く信仰しておりました。 母屋には神棚が三つ、仏壇が二つ、もう一つ巨大な石が飾ってある棚がありました。 その一方で物凄い男尊女卑の家庭でもありました。 特に母と私は余所からきた居候という位置づけの為、人として扱われていなかったように感じます。 服や下着は全て親戚一家の男たちのお古でした、当然パンツもです。 「女に服を買い与えると我が儘になる」という理由でした。 汚いシミのついたパンツを履くのが嫌で裏返して履いていました。 大人の男の下着なのでブカブカでずり落ちそうでした。 靴下も穴が空いてゴミ箱に捨てられていたものを穴を縫って履いていました。 食べ物は親戚一家の食べ残ししか食べられませんでした。 「女が男と一緒に食事をとるのはおかしい」という理由です。 白ご飯は滅多に残らないので基本的にお漬物や賞味期限の切れたお惣菜を食べていました。 親戚一家が食べ終わらないと食事が出来ないので、朝は何も食べずに登校することもありました。 お風呂は「女が入った湯に男が浸かると穢れる」という理由で、親戚一家が全員入り終わった後にしか入れません。 シャワーだけでも駄目です。 しかし親戚一家は入浴時間がバラバラで私達が起きてる間に風呂に入るのは至難の業でした。 生理用品を買う為には親戚一家の長男に「穢れを垂れ流して申し訳御座いません」と言いながら土下座をしなければなりません。 親戚一家はもともと一人だけ女がいますが、その人は私たちがやってくる少し前に妊娠し、どこか違う家に連れて行かれたそうです。 私たちが居候になってから半年くらいたって母が急に妊娠し、数日後に自殺しました。 理由は分かっています。 警察に言っても証拠がないせいか全く信用してもらえず、親戚一家は罰せられないまま今も存続しています。 一体信心とはなんでしょう? これが浄土真宗や神道の教えなのですか?

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