ペットを失ってから気づいた
二日前ペットを亡くしました。15歳でした。とても好きだったのですが結婚してから逢いにいくことを避けていました。理由は母の実家が汚すぎること、老いていく姿を見るのがこわかったこと、自分のやりたいことを優先してきたこと。
亡くなって、気がつきました。
自分がやりたいと思っていたことは、あの子の命と比べたら何にもならないこと。音楽や芸術が好きでそれらに夢中になりましたが、心の底では音楽も芸術も私をやすらげてはくれません。
会いに行けば喜んで飛び跳ねるあの子の姿こそが私が愛すべきものでした。
あの時、会いに行っていれば。
毎日会いに行っていれば。
そのことばかり考え、
自分の選択は何もかも間違っていた。
芸術も音楽も文学も私を救ってくれない。
目の前にあることを大事にできなかった。
なんて愚かなのかと思います。
愛犬と向き合うことに逃げてきました。逃げてきたツケの大きさがあまりにも大きすぎ、自殺を考えます。
今まで自分なりに一生懸命自分を愛そうと思って生きてきましたが他人も愛せず、友人もおらず、
旦那が落ち込んでいても共感してあげられず、
つまらないだのくだらないだの心中思い、
そんな旦那は、愛犬を亡くした私を心配してくれます。
私は本当に生きるということがわからないどうしようもないやつで、
自分自身に吐き気がします。
生きていたいような気もしますが、
死んだ方がいいだろうという気がします。
もうあの子に会えない、
なぜあんなくだらない友好関係を優先したのか、
なぜくだらない読書を優先したのか、そのことばかり考えてしまいます。
どうか助けてください。
有り難し 14
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