誰にも話せず・・・
母を亡くしたのは7年前です、余命が付いた末期の乳癌でした。
告知をするか迷い、悩み、家族で話し合い決断したのは伝えないで、希望を捨てず治療していく・・・今思えば母は気付いていたと思います。
旅立ってから周りの親族から母の生き様について色々な話を耳にしました、私が子供の頃の父との関係や経済状況、両親はとても仲がよく私は幸せなんだと感じていました。
しかしながら金銭的な面でも制限され、日常の買い物も行く場所を制限されとても大変だったと聞かせれました、母は本当に幸せな人生だったのか・・・
病気療養中も私自身仕事が忙しく、母の所へは休みの日に1、2時間顔を出すぐらいしかしていませんでした、死は必ず訪れるもの、忙しさを言い訳にしていた私は冷たい人間です。もっと一緒に居てあげるべきだった、何処かに連れて行ってあげればよかった、本当はあの時余命を教えてあげた方が残りの時間を有意義に使えたのかもと、ずっとその答えが見つからず今に至っています。
このまま答えを見つけ続ける事が何もしてあげられなかった私の償いになるのでしょうか?
有り難し 9
回答 1