母親に感謝ができない
お世話になっております。
普通、両親への感謝と言ったら、
『産んでくれたことへの感謝』
『今まで育ててくれたことへの感謝』
というふうに、『〜のことで感謝をしなさい』と世間は考えると思います。
だけど、私は特に、そういったことに対して感謝の気持ちが芽生えないんです。
むしろ、何で産んだんだと思うんです。心から『人生サイコー』とも思ったこともないからかもしれません。
前世の記憶があって、もしもそれより今がより幸せなら、この生に感謝出来るかもしれないですが、そもそも、生まれなかったら、こういうアイデンティティにもならないですし、苦しみも悲しみも感じなくて良かったんですよね。
だから、あるテレビで、ニートの人が『親が勝手に愛し合って産んだ』と言ってましたが、失礼だとも思いません。
育ててくれた、というより、育成は親であるその人の義務ですよね。
なんでこんな捻くれたことを言ってるかというと、私は母親がもし母でなかったら、『ただの苦手なおばさん』として距離をとっています。
病気を患い実家暮らしですが、もっとそういった意味で母親に感謝出来たら、母親への苦手意識も薄まると思いますが、
最近は益々イライラしてしまって、離れたいけど離れられない、そんな感じで居心地が悪いのです。『こんな私に育てたのはあんただろ』と思うし、『別に産まなきゃ良かったのに』とも思います。
でも、こんな母親を憎み罰する自分にも疲れました。
今後、引き続き暫く実家暮らしが続きますが、母親とどんな心で接していけばラクに暮らしていけるのでしょうか。
この世に生まれて良かった。産んでくれてありがとう、と、言える日ってくるんでしょうか。
有り難し 17
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