日本人の食べるということに対する意識
私の食べ物に対する感覚は日本的な考えなんでしょうか?
仏教的な考え方なのでしょうか?
それとも少数派なんでしょうか?
世界共通の認識だと思っていたのですが、そうではないようだと思うようになりました。
一般的に日本人の食べ物に対する感謝はいくつかの意味があると思います。
①命を頂くことに対する感謝
②食材を育ててくださった農家の方に対する感謝
③食材を育んだ地球の恵みに対する感謝
④調理人の方に対する感謝
⑤食材を入手するための代金を稼ぐ労働に対する感謝
これらが一言で表されるのが「いただきます」という言葉だと思っていますが、特に①を強く意識していると思います。
そして食べ残すことは、奪った命をないがしろにすることだとして、食べ残さないようにします。
動物だけでなく植物に対しても同様に命を頂いていると考え、米粒一つでも無駄にしてはいけないと子供のころに教わりました。
私は「殺すのは出来るだけ少なく。食べ残すことは死ぬ必要のない生物まで殺す行為だ」「食べるために命を奪ったのだから、食べなくては無駄死にだ。」と考え、
そして動物はもちろん、植物も命を頂くと考えています。
欧米諸国では、日本とは比べ物にならないほど家畜の福祉に対する意識が高いです。
可能な限り家畜の苦しみを軽減しなければならないと考え、苦痛の少ない方法で飼育し、苦痛の少ない方法で屠殺しなければならないと考えています。
ですが、どうもそれは生きている時だけのようなのです。
食肉を食べ残すことに対しての意識がとても違うと感じています。
もちろん、もったいないとは思っているようですが、「死ななくていい分まで殺した」という風には思ってないようです。
「食べても食べなくても、いずれにしろもう死んでいる。」と考えているようです。
動物福祉に熱心な方でもです。
大乗仏教には精進料理がありますよね?
出来る限り殺生を避けるために動物性のものは取らず、植物にも命があるが感謝して無駄にしない、という考え方だと思います。
そして上座部仏教では「托鉢で頂いたら肉魚も食べてよい。食べ残してはいけない。」と聞きました。
このことから私の考え方は仏教的なのかな?と感じたのですが、仏教的でもなければ日本人の共通認識でもない、という意見の人がいて、疑問に感じ質問いたしました。
どうぞよろしくお願い致します。
有り難し 18
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