2021/12/04変わった人だったけど悪気はなかった
私は26歳で彼氏の地元へやってきて、彼の実家近くのアパートで近居を始めました。ただ、当時御父様の体調が優れなかったのと、家の工事が重なり、一年ほど挨拶には行けませんでした。
その間彼の父親から、ゆくゆく同居してほしい、挙式だとかは今はタイミング悪いから待ってほしいと彼伝に聞き、私は快く承諾しました。
義実家のほうがようやく落ち着きご挨拶に伺った所、将来の話も入籍の話も何一つ触れてもらえず、初対面の日なのにTVを見ている状態でした。こちらに向き合ってももらえず、話すことといえばTVの話題だけで、とてもびっくりしました。
帰宅後途方にくれて、自分が嫌われてるのかと彼に聞いても、いつもあんな感じだからと。その後、近居しているということもあり、義実家のお手伝いをするようになりました。少しでも距離を縮めたく、なんでも引き受けました。
しかし、感謝の言葉は述べてくれても、それ以上の話はなく。またいつも必ずTVがついていて、話題の中心はTVでした。
29歳の時入籍しましたが、その時も結婚の話題には一言も触れられず。結婚関連の行事は全て有耶無耶。私だけ親戚との接点もなく、おめでとうとも言われず、お祝いもなく。
入籍後一年程して、つい主人に不満を伝えた所、主人も我慢の限界だったのと、こんなに頑張ってるのにTVばかりで嫌気がさす、と思っていたことが判明し、2人で挙式を兼ねた新婚旅行を計画し始めたところ、義父が急に入院してしまいました。毎週休み返上で病院に届け物をし、義母の所にも通い、退院後のために減塩食や在宅介護のパンフレットを片っ端から取り寄せ、自分達の事はまた後廻しになりましたが、それは夫婦の秘密にして明るく振る舞いました。退院後は面倒見るために義実家に戻ると伝え、介護は大変なのは分かっていましたが、関わり合えるチャンスとさえ思っていました。しかし、義父は退院直前に急変しそのまま他界してしまいました。
それから半年経った現在、残された遺品整理と役所の遣り取りに疲弊しています。
義父からは嫁とも奥さんとも呼んでもらえず、私がお宅の息子と結婚している事も知らないのでは?と思うこともありました。しかし悪気がなかったのは確かで、恨むような事はしたくないのです。義母は無口なほうですが関係は良好です。ただ義父に対しては虚しさや、もやもやした思いを引きずっていて、それが毎日辛く解放されたいです。
有り難し 26
回答 2