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問答一覧

お釈迦様って実在したの?について

お釈迦様って本当にいたんですか。という問いについて、お坊さんはどうお答えしますか。 自己完結している問題なため、わざわざ投稿すると同調を求めているみたいでいやらしい……と思い控え、しかしやはりお坊さんのお考えが気になる……とうろうろしているうちにこんな時間に。 短く内容をまとめるのが苦手なため、事の発端から書かせて頂きます。 私は友人から相談をされると、自分の意見を伝えながら過去にとても納得した誰かの意見を交えて返答することがあります。 「いい考えだね」と言われたりすると、正直に「これはお釈迦様の言葉だよ」と伝えるわけです。 すると、「でもお釈迦様って本当にいた人?」と聞かれることがあります。 実在したかどうかもわからない人の言葉など信用ならないのだと。 私はその言葉にとても疑問を感じるのです。 自分がいい考えだと思ったのなら、お釈迦様がいるいないって関係なくない?と。 そんなことはいいから事実を答えろと言われても困ります。 だって大昔の人の存在をどうやって確認するんでしょう。 お釈迦様はいつでもあなたの心の中に……と哲学的な意味で考えたら、あなたも私も会ったことがあるでしょう。 キリストでは「本当に血を飲めば病気が治るの?」と言われたことがあります。 実は、私はキリストの血を飲んだことがないので、病気が治るかわかりません。 今度飲んだら教えます。 誰の言葉か、誰の作品か、それが説得力という重要な要素であることはわかります。 私もモップはダイソンのものを買います。 しかしその言葉が自分にとって解決策となるなら出所は関係ないと思うのです。 私はお釈迦様関連、哲学、聖書などの本を持っていますが、彼らの生い立ちなど知りません。 数分前までマリアの夫をヨハネという名前だと思っていました。本当の名前はヨ……忘れました。ヨハネでなかったことは確かです。 生い立ちを知らないと言いましたが、お釈迦様の映画は見たことがあります。お釈迦様が生まれた時、木々は喜び、草花は歌っていました。 私にとってマリアの夫の名前がヨ……であったか、お釈迦様が生まれた時本当に草木が歌っていたかなど何でもいいことです。 彼らの残した言葉には力があり、私を救うことには変わりありません。 お坊さんは「お釈迦様っていたの?」に、どうお答えになるのでしょうか。普通にいるよってお答えしますか?

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もう何もわかりません

今お付き合いさせていただいている方がとても大きな悩みと苦しみを抱えています。 「死にたい」「もう生きていけない」「もうすぐ死ぬからもう会えない」と、連絡が来ました。 遠距離恋愛で、すぐに会いに行ける距離ではありませんし、会いに行くお金もありません。 本当に死んでしまうかもしれません。元々冗談でもそんな事を口にする人ではありませんでした。 私は今、彼が死ぬなら共に死ぬか、私が先に死のうと考えています。 彼に先立たれる事は私にとって、自分が死ぬ事よりも苦しいです。 彼の存在こそが私の生きる意味でした。人に依存しすぎるのは良くないと思い、他に生きがいを見つけようとしましたが無理でした。 彼は、私が生きているから生きようと思ってくれないのもおこがましいことではありますが、本当に悲しく寂しいです。 彼が死んでしまうかもしれないという今、いよいよ私が生きる意味がわからなくなりました。 しかし、ここに質問をしているという事は私も心のどこかでは生きたいという気持ちがあるのかもしれません。(彼が既に死んだわけではないからかもしれませんが。) もう何もわかりません。どうしたらいいのか、何をしたらいいのか、自分が何をしたいのか。わかりません。苦しいです。もしこれから先もこんなに苦しんで生きなきゃいけないなら本当に消えてしまいたいです。

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自分の気持ちだけで考えすぎずに動くか否か…

迷っていて、そして自信がなくなり怖くなってしまったので相談させていただきたいです。 去年に出会い、未だに恋愛に発展しないのですが片思いの人がいます… その人とはずっとほぼ毎日連絡とっていました。比較的、マメな方です。しかし、約1週間半前ぐらいから連絡が途絶えてしまいました。LINEなのですが、未読のままです。 このようなことは初めてではないので、最初は仕事が忙しいのかなと思って、返事を待っていたのですが、昨日に他のSNSは更新されていました。そこには実習があるみたいで、そのことについて書かれており、だから連絡が途絶えているのかなと思いました。 例えそうだとしても、もう彼は私に気がないのはなんとなくわかっているのですがすぐに諦められずに、まだ仲良くはしたいと思ってしまっています。(周りの友人からは、次の恋探そう!と言われます泣) 私は話したいことがあるのでLINEを送りたいのですが、またそれも読まれなかったら…と思って怖くて躊躇しています。 約2週間後に彼の誕生日があり、そのときまでもう連絡は取らずにいたほうがいいかなとも思ってます。でも、毎日連絡とっていた分、やはり少し寂しいです。 自分の中で矛盾しまくっているのは承知なのですが、彼のことを考えて今は距離を置くほうがいいですかね…。お忙しい中、申し訳ありませんがなにかアドバイスを頂ければ嬉しいです。

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運命の人が見つかったようですが

去年の11月に、東京のある交流スペースである女性と知り合いました。 正確に言うと、僕がそこの一日スタッフ(常連の特典)をやった時に、 交流スペースのサイトの告知を見て僕に会いに来てくれました。 交流スペースのサイトに載せてる写真を見たか僕のプロフィールを読んだみたいです。 その後、この女性とそこで4-5回会い、自分はこの人と結婚したいです。 見た目も持っている雰囲気もタイプですし、年代も25、6ぐらい?で申し分ないです。 また、自分は精神の病気があるので、こんな素敵な女性からアプローチされるような事は今後二度とないかも知れないと思います。 ただ、交流スペースではグループで話すのでまだ連絡先を聞いておらず、 最近仕事で忙しいようで、4月以降この交流スペースに時々行っても会えてません(結構な頻度で行きました)。 占い師に見てもらったら7月に再会できるかもと言ってました。 彼女には12月「ゆっくりね…」「…時間がかかる」と言われたので、自分も焦らないようにと思っていますが。 夏に彼女となにかあるかも知れませんが、この宙ぶらりんの時期にどのように生活していけばいいか、またこの恋愛を成就させるためにこの時期にできることが何かあるか、アドバイスをお願いします。

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母とケンカしました。

母とささいな事で大ゲンカをしてしまいました。 きっかけはというと、大人げないですが私が10歳の姪っ子とケンカしてしまい姪っ子の態度が許せないとゆう話からはじましました。 勝手に人の物を使いその事に対して注意すると、謝るどころか不機嫌になり急に物を投げつけてきたので、その事に対して叱りましました。 私は姪っ子がそんな行動をしたのが自分でも驚くくらいショックで、それと同時に私が子供の頃はそんな態度とった事がないのにどうしてあなたはそんな事が出来るの!と訳がわからない感情になりケンカしました。 姉家族が帰った後、母と2人でその事を話していると、だんだんと険悪な雰囲気になっていき、最終的にお互いの罵り合いになってしまいました。 「昔から私はお母さんの顔色ばっかりうかがってて今日の○○(姪)みたいな態度なんて恐ろしくてできなかった、今でも自分の感情を殺して他人の顔色をうかがってしまうのはお母さんのせいだ!」 「勝手に自分の出費予定や時間割にに私や私のお金をいれないで!どうして家族に対して使うお金は有効利用で、私が自分の為に使ったり予定入れるのは全て無駄とか何にも考えてないとか冷たいとかバカにしたりするの!」「兄の事も構いすぎだ!(兄は精神病です)監視をやめろ!」 「あなたのその性格が兄弟みんなおかしくさせてるんだ!」 と、風船が割れた様に色んな事がいっきにでました。 母からは、お前は偉そうにしてる、上から目線の発言が多い、好きなことばかりして私の言う事を聞かない!自分だけ幸せになればそれでいいのか! ほんとに、役に立たな人間ばっかりそろいやがって何しに子供産んだかわからない! どうして私ばっかりこんなに不幸なんだろ!と、罵り合いに発展しました。 以前より1人暮らしをした方がとアドバイスももらいますが、どうして私が出て行くの?!と悔しくて悔しくてたまりません。反抗期が遅れてやってきてるんでしょうか。最近この様なけんかが多いです。 わかってくれないのはわかってるはずなのに、わかってほしくてたまりません。理想の母像をいまだに求めてる自分が嫌です。 あきらめたいのにあきらめられない。いい大人なのに、小さい子に対してやきもち焼くのもいやです。 母は今私を無視してます。私が悪いのかと罪悪感まみれです。 昔から自分の意見を言うと全否定される。自分をだしてはいけない。出すとけんかになります

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家族が嫌だ

こんにちは 先週パニック障害の症状と分からず 全身の痺れが怖くなり、過呼吸になり 救急車で搬送されました。 その帰りに母親が 去年の10月から怒ってばかりやけ バチが当たったんよ。と言ってたそうです。 姉から聞いたときすごくショックと怒りでいっぱいになりました。 姉も夜遅くなり、次の日が仕事で早かったこともあり、姉が 私は過呼吸では救急車なんか呼ばないでおこうとか、一緒病院についてきた自分を呪いたいとか 。こんな家族大嫌いです。 これから発作が来たら、、、、、 またなったら、、、、、 家族に迷惑はかけられない、 家族の前で体調が悪くなる事が怖いです。 病院からお薬を昨日処方してもらいましたが。 母親は私が怒ると 空涙を流し、姉に八つ当たりをしたりして それがすごく嫌です。 母親を子供のようだと思いたいです。 でもいざ母親を目の前にすると 自分の理想の母親像を母に求めてしまってる自分がいます。 母親も人間で間違いはあります。 でも間違いを認め反省する力が母親はあまりにも欠けてる気がします。 母親と関わりたくありません。 母親から連絡があり関わってくるなと言われ、関わらず、無視をしてたら 寂しい、顔見せて、関わりたいと 周りに言ってもう恥ずかしいですし、全てが嫌です。 最近の癒しは、仕事と、愛犬です。 家族との時間は息がつまりそうになります。 もう家族が嫌です。母親が嫌だ。きつい、しんどい、イライラします。 もうこの場所でも何度も母親の事を言って、お坊さんも呆れてますよね。 もう全てが嫌だ。消えてなくなりたい。

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この恋に未来はありますか

私は現在学生なのですが、アルバイトとして水商売をしています。 普段はコンビニでもバイトをしていますが、生活費や学費を自分で稼がなければならないため、友達に誘われ月に2、3回ですが夜の出勤を始めました。 相談はその店で出会った男性を好きになってしまったことです。 店で出会った時はなんとも思わなかったのですが、連絡先を交換し、初めてプライベートで友達も交えて会ったとき、その人のことが気になってしまったのです。 当時私には彼氏がいて、相手もそのことを知っていたのですが、帰り際、2人きりになったときに急にキスをされました。相手はその時も酔っていて、私もだいぶ酔っていたためにそのまま彼に連れられホテルへ入ってしまいました。 その日はあぁ何てことをしたのだろうと思い帰ったのですが、私はこのような経験が初めてだったので謝りたいと思い、もう一度会ってほしいと連絡しました。 返信はどこかそっけなく、1回目の約束の日はドタキャンされました。2回目の約束の日は会えたのですが、話も弾まず、結局お酒を飲んで前回と同じことをしてしまいました。もう相手も自分も最低、会うのは最後にしようと思ったのですが、酔いがさめたあと、相手が自分の仕事の話をしてくれました。私にはこんなことをしておきながら、仕事に対しては誠実、真面目な人柄が見え、私にとっても為になるような話をしてくれました。 そこで私は、彼が好きだと思ってしまいました。 それからというもの、私は毎日彼のことが頭から離れず、付き合っていた彼氏にも謝り別れを告げました。 考えてみれば出会った場所も場所。 相手は私をただのキャバ嬢だと思っているでしょう。 そして酔った勢いですぐに手を出すような人です。 でも、連絡をするのはいつも私。 私自身も今までは自分が水商売をするとは思っておらず、割とまっとうに生き恋愛も真面目にしてきたつもりでした。 どうしてこのような恋をしてしまったのか自分でも不思議です。 だけど考えれば考えるほど、本当に好きです。 彼にとっては急に手を出す程どうでもいい存在だと思います。 でも、彼は私に真面目な話をしてくれたし、「彼氏と別れないの?」「就職先の候補に(彼の住んでいる街)はないの?」と聞いてきました。この言葉には意味はないのでしょうか。少しも期待はできないでしょうか。

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何かいい方法はないでしょうか?

母が1年ちょっと前に亡くなりました。。 母の親、おばあちゃんは今も元気です。 おばあちゃんは息子と同居していますが、嫁がクソきちがい意地悪な奴です。 廊下でおばあちゃんとすれ違う時にわざと押してきたりするような奴です。。 母がいなくなってからオバ(嫁)は更に調子に乗り出して私がおばあちゃんに会いに行ったら、挨拶ぐらいしなさいよ‼︎っと怒鳴ってきました。。(オバが別部屋にいたとはしりませんでした。) もちろん、嫌いですがすれ違ったりしたら挨拶はするつもりでしたが、なんでおばあちゃんに良くしてくれない奴にわざわざ挨拶しに行かないといけないのか???だし、今まで挨拶なんてしてなかったし、そもそも別部屋にいたの知らなかったし。って感じです。 オバにその後、怒鳴りながらの説教されました。 妊娠中の時の話です。。 言いたいこといっぱいあったのですが、おばあちゃんと同居しているためおばあちゃんに何か嫌がらせされたら嫌なので素直に話を聞いていました、、 母のお葬式にそのオバが来てほしくないと。叔父に言ったので、その事が気に食わなかったみたいです。その事について言われました。 何でそんなにヒロちゃんに嫌われないといけないの?っと言われました。 はぁん?って感じです。 お母さんがおばあちゃん家に行ったら靴を蹴っ飛ばされていたり嫌がらせをしてきておいてしかもおばあちゃんにも色んな嫌がらせをしていて、何でそんな奴をお葬式に呼ばないといけないのか? ここからも話は長くなるので省略しますが、おばあちゃんのためにうまーくオバに話してオバも少し落ち着き私の事を許す?的な感じになり私をおばあちゃんではなく自分(オバ)の味方につけようとし始めました。。 なので急にフレンドリーです。 赤ちゃんが生まれたら見せにおいで。っと言われましたが行っていませんし息子を会わせくないし触られたくないです。 なので行くつもりなんてなかったのですが、おばあちゃんが体調を崩してしまい出掛けれない状態なのでおばあちゃんに会うには行くしかないのですが、でもおばあちゃん家に行ったらあのくそオバがいて息子に触ってくると思います。 オバは仕事をしていますが何曜日休みかがわかりません。 オバには子供がいて、(私のいとこ)とは連絡する事ができます。 いとこにうまーくオバの仕事休みの日を聞き出す良い言葉ないでしょうか?

有り難し有り難し 7
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こんなにも弱かったのか?

県外で仕事を始め、 今度、異動で更に遠いとこに行く予定になりました。 愚痴をこぼす人もいないから内にたまる一方です。 実家も彼女も地元にいます。 結婚を考えて大手に入社したけれど、離れて暮らすことの辛さを日々感じています。 もう今後どうしようかと思う事もあります。 職場も女性だらけで慣れていない事も正直あります。 今までの仕事の経験も全く生かせない仕事です。 業種は同じはずなのに何故か、営業職が強い仕事で、ギャップに非常にショックを受けました。 勤務時間が合わないことがあり、直接教えるという事はなく、 メモ書きでA4用紙にいっぱい書いて「読んどいて!」 で終わりです。 余りにも今までと違い一人で悩んでいます。 聞く人も時間帯でいないので・・・・ 前の会社は5年務めて我慢でやってきて、 もっと大きなとこでやりたいと思ったら、このざまです。 全然違った、取り返しのつかないことをしてしまった。 自分の情けなさに恥ずかしくなります。 最初に勤めた会社と全く同じ業種の地元の会社にメールで問い合わせたら、 今度面接いかがですか?と電話いただきました。 正直嬉しかった。また今までのやっていた経験が積めるのではと考えたからです。 元々今回の転職は誰にも伝えずに自分で行動し、東京にに面接に行きました。 合格したことを事後に親や彼女に伝えました。 親は「少し相談があれば・・・」と、彼女はショックそうで泣いていました。でも自分の人生だと自分自身に言い聞かせやっていました。 しかし早くも弱っています。こんなにも自分が弱いのかと思います。 最初に入社した会社に5年もいたときは感じなかった。親や彼女や会社の方々、周りにすごく助けられていたのだとわかりました。なのに自分の野心で失敗した、周りの人も悲しませた、前の会社の育てたくれた方々にも申し訳ない。わかっていたはずなのに転職するころには忘れてしまった・・。 自分本位な考えで、結婚の事を考えて給料を今より増やしたい!単身赴任でも良いや!と彼女の意見も考えていませんでした。 本当に情けない、辛い。自分の人生だから好きにしろと言われればそれで終わりですが・・・ ただ聞いて欲しかっただけです。すみません。

有り難し有り難し 12
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お釈迦さまが自殺をとめられた話について

インターネットをみていたら、以下のような お釈迦さまが自殺をとめられた話がありました。 とても分かりやすいのですが、 これは、何というお経に出ているのか教えて頂けないでしょうか。 ある時お釈迦さまは托鉢中、 大きな橋の上で辺りをはばかりながら一人の娘が、 しきりと袂(たもと)へ石を入れているのをごらんになられました。 自殺の準備に違いない、と知られたお釈迦さまは、 早速近寄られ、優しくその事情を尋ねられると、 相手がお釈迦さまと分かった娘は、 心を開いてこう打ち明けました。 「お恥ずかしいことですが、ある人を愛しましたが、 今は捨てられてしまいました。 世間の目は冷たく、おなかの子の将来などを考えますと、 死んだほうがどんなにましだろうと苦しみます、。。 どうかこのまま死なせてくださいませ」 と娘は、よよと泣き崩れました。 その時お釈迦さまは哀れに思われ、 こう諭されています。 「愚かなそなたには、譬をもって教えよう。 ある所に、毎日、重荷を積んだ車を、 朝から晩まで引かねばならぬ牛がいたのだ。 つくづくその牛は思った。 なぜオレは毎日こんなに苦しまねばならぬのか、 自分を苦しめているものは一体何なのか、と考えた。 そうだ!この車さえなければオレは苦しまなくてもよいのだと、 牛は車を壊すことを決意した。 ある日、猛然と走って、車を大きな石に打ち当てて、 木っ端微塵に壊してしまったのだ。 ところが飼い主は、こんな乱暴な牛には、 頑丈な車でなければまた壊されると、 やがて鋼鉄製の車を造ってきた。 それは壊した車の何十倍、何百倍の重さだった。 その車で重荷を同じように毎日引かせられ、 以前の何百倍、何千倍苦しむようになった牛は、 深く後悔したが後の祭りであった。 牛がちょうど、この車さえ壊せば苦しまなくてもよいと 思ったのと同じように、 そなたは、この肉体さえ壊せば楽になれると思っているのだろう。 そなたには分からないだろうが、 死ねばもっと苦しい世界へ飛び込まねばならないのだ。 その苦しみは、この世のどんな苦しみよりも恐ろしい苦しみなのだよ」

有り難し有り難し 104
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