母が亡くなりました
長くなります。
母の人生は私が聞いた話では結婚後苦労をしており、なぜそんな家に嫁いだのかと思うくらいです。しかし、希望に満ち溢れていた人で、年をとったらどこに旅行に行きたい、これをやりたいと常日頃から話をしていました。
そんな矢先に見つかったのが、乳がんでした。母は乳がんのなかでも進行性の乳がんでした。そのことを早くから母から伝えられていましたが、予後不良とは知らず、あまり深く考えていませんでした。1年半の闘病を行いましたが、肺と肝臓への転移が見つかり余命2週間と告知されました。医師から説明を受けたのは父で、母へはそのことを伝えませんでした。私や兄は上京しており、ずっとコロナで会えなかったのですが、亡くなる10日前に会うことができました。亡くなる2日前までは自宅に一時帰宅したりしましたが、一時帰宅後から体調が優れず、面会が制限される中、父に見守られて永眠しました。
コロナの第3波が始まりつつあった時期で、私たちが帰省することで残された家族に迷惑をかけてしまうことから、母を看取ることも葬式に出ることもできませんでした。
私には彼氏も夫も、子どももいません。母を亡くして、人はなんのために生きるのか、今後どのように生きれば良いのかわからなくなりました。
また、後悔することとして、①進行性の乳がんと聞いて、深く考えず寄り添うことができませんでした。
②余命を本人に告知しなかった。これは、本人が精神的に耐えられないと思ったからです。また、もともと神様や宗教に信仰深い母に神様から裏切られたと感じてほしくなかったからです。でも、時々本当にそれで良かったのか、母の意思を尊重していないのではと感じることがあります。
③体調不良とコロナでどこにも行けない時に、YouTubeの旅動画を見せ、どこどこに旅行に行きたいねと希望を持たせてしまったこと。これにより、より自分の置かれている状況に絶望を感じさせてしまったのではないかと感じています。
ご多忙の中と思いますが、お返事をいただければと思います。
有り難し 12
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