努力するとは
俳優の三浦春馬さんが亡くなりました。亡くなって初めて、結構ファンだったことに気づき、喪失感が大きいです。
恵まれた容姿や才能を磨きぬく大変な努力家だったようで、またどこまで本当かわかりませんが、ご家族との人間関係にも悩んでいたと書いている記事もありました。
ニュースの当日、彼が出演していた作品がテレビで放送されていて見たのですが、本当に魅力的で、それからというものの、テレビで彼を見るたびに、もうこの人がこの世にいないとはと、残念でなりません。そして、上述しましたが凡人にはとてもとてもできない努力や、想像ですがご家族との難しい関係の中で生まれた影のようなものすら彼の魅力となり、私だけでないたくさんの人を惹きつけたのではないかと思っています。
そして、自分が恥ずかしくなるのです。彼の万分の1の努力もせず、のほほんと生きている自分。仕事はそんなに嫌いでないので苦になりませんが、家事は行き届かず、子育ても、子供はかわいいですが、感情的に叱り飛ばしてしまうことも多く、そのくせ明日から連休となれば、来月健診があるので控えた方がいいのにビール片手につまみまでボリボリ食べながら夜更かししたりしています。
精一杯自分に課された試練に向き合い、人を思いやり儚く散った若く美しい命に心を奪われて、私もせめてもう少し努力して生きようと思うものの、努力して何になるのと思ってしまうのです。
私は家庭も仕事もあり子供もいます。今更頑張って少し痩せてきれいになったところで、新しい男性とどうのこうのとか、全く興味ないですし、そうなっても困ります。頑張って部屋を少し片付けても子供らが全力でまた散らかすでしょうし、頑張ってちょっと手の込んだ料理をしたところで、大して喜ばれもせず手抜きして弁当にした方が喜ばれそうな気すらします。
頑張って私は生きる。そう思うくせにそれと同時にでも頑張ったところで何がどうなるよと思う。家族でも友人でもない言ってしまえばただの芸能人の死に心乱される暇のある、要するに比較的恵まれたおばちゃんの戯言にすぎないのです。
わかっているのですが、努力って何?私どうすればいいのかな?と、文句なしにカッコいい三浦春馬君に、問いかけてしまうのです。
上手く言えず申し訳ありませんが、とにかく心がモヤモヤし、自分が嫌で恥ずかしいのです。ご意見を頂ければありがたいです。
有り難し 25
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