親が猫を捨ててしまった
三匹飼っていたのですが、全員捨てられてました
理由は祖父が重い癌を患っていて、呼吸器系に猫の毛が悪かったからです
里親に預けるための期間を設けるのは、祖父のリスク的に無理だったようです
まだ学生の私に伝えるのは可哀想だということで、黙って実行したそうです
私は親を責める訳にもいかず、自分の中で飲み込みました
祖母も両親も、とても辛そうで責める所ではありませんでした
でも今思うと何か出来ることはあったんじゃないかと思います
探しに行ったり出来たんじゃないかと後悔します
冬の度に思い出してしまいます
猫は弟と私が、近くの公園から拾ってきた猫でした
拾わない方が良かったのでは、とすら思います
そうすれば人間に二回も捨てられることには、ならなかったのではないでしょうか
なにより嫌なのは、あれからもう三年も経っていることです
それなのに私はずっと忘れられません
もう忘れたいと心から思っているのに、忘れられないことが辛いです
本当なら猫を忘れたいと願うことすらせずに、穏やかに思い続けたいです
でも、思い出すと辛いので楽しい記憶すら忘れようと努力してます
存在すら無かったことにしようとしています
それが一番辛いです
どうにかこの罪悪感と、寂しさのようなものを消し去ってしまいたいです
そして、猫達と過ごした記憶を思い返す事ができるようになりたいです
有り難し 18
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