2022/11/03死、別れ、時が流れていくことが怖い
死、時間が過ぎゆくこと、全てのものとやがて別れなければならないことが怖くてたまりません。
立て続けに可愛がっていた愛猫を亡くしました。
二匹とも老齢で死ぬことは当たり前の年齢、特に苦しむこともなく穏やかな最後でした。
ペットロスなんだと思いますが、猫達がいなくなった哀しみや寂しさの他に漠然とした不安、恐れが湧き上がりしんどいです。
今は一緒に嘆き哀しんでいる家族ともやがて別れがくる、こうしている間も1秒1秒それまでの時間が短くなっている。
その次の別れの瞬間に今のことを思い返しているような、あっという間に来るべき時が来てしまうような気がしていてとても怖いです。
気分転換に外に出ても葬儀場やお墓の看板ばかりが目につき、世界が裏返ってしまったような気になります。
これまでは遠く空の上にそういうものがあって、今生きている世界はしっかり地にあるイメージだったのが、海の上にある小さな小島にいて、すぐ足元に深くて暗い海の底が広がっている、自分が生きている世界はとても心許ないものですぐに溺れてしまうのではないかというような気持ちになります。
在宅勤務でずっとつきっきりだった為か、死を真正面から受け止めすぎた気がしています。
どこに行こうが逃れられないことに気付いてしまいました。
昔の偉いお坊さんが、死ぬ間際に一筆と頼まれた時に死にたくないと書かれたという話を見かけ、偉いお坊さんでも怖いのかとどうしていいか分かりません。
自分が死ぬ前の晩はどんな気持ちか、親が死ぬ前の晩はと、そんなことばかり考えてしまいます。
さっきコンビニへ行ったことも10年前の旅行のことも思い出すとどちらも一緒で、全部の物事がどんどん過ぎ去っていくような、時間が圧縮されてしまってあっという間に全てが終わるような気持ちになってしまいます。
過去が全部一かたまりになっているというか…。
時間がすごいスピードで自分を削り取って過去のかたまりに押し込めていくような感覚があります。
とても怖いです。
仕方ないことを考えるのをやめたいです。
どうしたら今のことだけ考えられるようになるでしょうか。
偉いお坊さんでも死にたくないのに私のような人間が怖くなくなるなんてありえるのでしょうか。
どうしてこんなに寂しく悲しく辛い死や別れが避けられないこととして存在しているのでしょうか。
有り難し 15
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