宗派の異なる家での法事の作法について
私の父方の家系は浄土宗を菩提寺としております。
一方、母方の家系は臨済宗の檀家です。
私自身は長男ということもあり、父方の家系である浄土宗との縁を続けていくことになります(それ自体に不満はありません。むしろ積極的に阿弥陀経を覚えようとしております)。
以上を踏まえまして、お伺いしたいのは以下の点です。
先日母方の家の法事に参加した折、いらっしゃったお坊様は当然ながら臨済宗の方であり、法事も臨済宗のやり方に則って行われました。
このように、自家の宗派と異なる法事や葬儀に参加した場合においては、自家の宗派のやりなれた作方で良いのでしょうか、それとも先方の家の宗派の作法を聞いて合わせるほうが良いのでしょうか。
例えばお念珠一つ取っても、形も違えば手を合わせるときに指にかける場所も違う。焼香を火の上に乗せる作法も違う。称名も、浄土宗は南無阿弥陀仏ですが、臨済宗では南無釈迦牟尼仏です。
お経はお坊さんがお唱えなさっているものを一緒にお勤めすればよいと思うのですが、それ以外のお作法は進行をスムーズに行うために慣れた方法を用いるので良いのか、それとも親族一同で作法を合わせることで統一感のある供養をするほうがよいのか、ふと疑問に思いましたのでお伺いしたい次第です。
なんともつまらぬ悩みではありますが、よろしくお願いします。
有り難し 19
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