自分自身を許したい
私には兄が二人います。歳の離れた兄たちは頭が良く、とても母に愛されていました。比べて私は出来が悪く、よく母に怒られました。箸がうまく持てない。洗い物を出すのを忘れる。部屋が片付けられない。そういったとき、母は私を叩いたり、怒鳴ったり、物を投げつけたりしてきました。
すぐに謝ればよかったのでしょうが、私はそういうとき、怖くて声を出すことができませんでした。すると、何で謝らないのかと怒鳴られ、殴られました。どうすれば良いのかわからず泣けば、泣きたいのはこっちだと言われました。
そしてよく、兄と比べられました。お兄ちゃんはこんなにできたのに、あなたは全然ね。あなたは金食い虫ね。あなたは何も考えてないのね。など、いろんなことを言われました。
あるとき、兄が病にかかり、母は精神的にも肉体的にも疲弊している時期がありました。その時確かに母は、あなたが代わりになればよかったと言いました。実際は聞き違いなのかもしれません。でも私はそう聞こえ、今までずっとそれを引きずって生きてきました。
実際私はとても悪い子供でした。
塾に行くのが嫌でさぼったり、家族の財布からお金をとったり、嘘を言ったり、人のものを盗んでしまったり、取り返しのつかない悪い事をしてきました。今ではとても後悔しています。
私はダメな子なんだと。愛されることはないんだと、幼心ながらに考えていました。欲しいものを欲しいと言えず、友達から取ってしまったり、親からお金をとったりしました。かまってほしくて、素直に遊んで欲しいと言えず、嘘で人の気を引こうとしました。結局は全て失敗し、信用をなくすという結果になり後悔し尽くしました。
それからは、自分が変わらなければと、できるだけ正直に、人に迷惑をかけないようなは生きてきたつもりです。それでも私の過去は消えません。私はもともと良くない人間なのだと、過去の私は消えないのだと、変わらないのだと、ずっと心で声が響いています。
これが私が小学生の頃からの後悔です。今、私自身は私を許し受け入れたいです。
でもどうすれば、私は私を許し、私を愛することができるのかが分からないです。
長々と、まとまらない文面で失礼しました。
有り難し 11
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