十善戒の教えは、守りやすい順番に並んでいるのですか?
はじめまして、お忙しい中恐縮ですが、気になることを質問をさせていただきます。
私は読書ブログで本を紹介させていただいたり、本の内容を暮らしの中で活用したお話を書いています。
仏教の本は、暮らしの中で自分も相手も気持ちよく暮らせる取り組みが多く、よく紹介させていただいております。
先日取り上げた本には、十善戒について書かれた内容があり、暮らしの中でできているかを当てはめてみました(心に思っただけのことも入れて自信を持ってできる!といえるコトは1つだけですが…)
本では十善戒を、①殺生しない、②盗まない、③性において淫らな行為をしない、④嘘をつかない、⑤意味のない流行り言葉を使わない、⑥悪口をいわない、⑦二枚舌を使わない、⑧貪らない、⑨愚痴らない、怨みや妬み羨み怒りの心を持たない、⑩愚かな考えをおこさない、と紹介されていました。
実際に暮らしに当てはめてみると、「暮らしに合わせて3つに分けられるのでは?」と思えてきました。
①〜④までの教えは、最低限、「生きていく」のに守らなければならない決まり。
⑤〜⑦は、家族と仲良く暮らしたり、地域や会社でトラブルを減らす「社会で暮らす」のに欠かせないこと。
⑧〜⑩は、自分の心の中の出来事でもあるので「幸せを感じる」のに必要なこと。
ちょうど順番通りになっていたので、もしかしたら元になったお経でも「こうなっているのかな?」、まとめていてふと思えてきました。
十善戒の中で「生きていく」ための決まりは守りやすく、後半の「幸せを感じる」のに必要なことはとても難しいと感じます。
教えの元になったお経では、順番によって守りやすさはあるのでしょうか?
解説書などでは、何かしらの分け方があるのでしょうか?
専門家のお坊さまに、お時間のあるときで構いませんので教えていただきたく思います。
緊迫する悩み事ではありませんので、本当にお時間のあるときで構いません。
有り難し 15
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