2023/10/04保護した子猫 助けられなかった
他家の塀の前で大人しく動かない子猫を保護しました。
犬がいる事、責任を持てる自信がない事、日曜で動物病院は開いていない事、明日から仕事が始まる事、猫はほとんど触った事もなくパニック状態でしたが、見捨てる事はできず己のエゴで保護しました。
親猫の姿は無く、いないものと思いましたが、玄関に着くと、遠くに座ってじっとこちらを見る成猫がいました。
ここで親猫と引き離してしまったことを自覚しました。
わからないながら介抱しました。
目を見開き倒れたままだった子は、翌朝段ボールから脱走できる程になっていました。
右手が曲がっていたので、車と接触したのかもしれません。
安心した私は両親に子猫を病院に連れて行くことを任せ、普段通り出社しました。
病院でも太らせるようにしか言われず、ご飯も食べ、鳴くようになったので、元気になってくれたのだと思いました。
気が抜けた私はその日の夜、夜中に一度起きて保温の確認をしただけでその後6時間眠ってしまいました。
とても寒い夜だったのに。
朝、息があり安心しましたが、ご飯を全く食べてくれませんでした。
水分だけはと思い無理矢理飲ませると頭を振って嫌がりました。
おかしいかもと思いつつ、弱っているからべたべた触らない方がいい、大丈夫だろう、そう考え親に任せ仕事に出ました。
私が出て1時間後、様子を見た母によると、体は冷たく、温めたら多少回復の兆しが見られチュールを少し舐めたものの、その後様子が変わり息を引きとったと。
病院も間に合いませんでした。
夜中敷いていたタオルが濡れていてとても冷たくなっていました。気づけませんでした。
2日もない時間でした。
何をしても後悔が残る事は理解できます。
ただ、己のエゴで親猫と引き離し保護したのに最後まで責任ある行動ができなかった事、知識不足、油断があった事、もしも話が頭の中から消えません。
最後私を見て一度鳴いた子猫をどうして放って行けたのか。
野良猫にとって何が最善かは知りません。
だからこそ自分が保護したことで苦しみ、怖い思いをし、寂しく、凍えながら死んでいったのではないかと思い、皆励ましてくれますが仕方なかったとは思えません。
保護時の物も、これからのために買った物も何も手付かずです。
気持ちの持っていき方がわかりません。
辛いのは子猫だったのに、救われたいと思ってしまいます。
有り難し 6
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